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東京喰種 トーキョーグール【S】(2019)


【原題】東京喰種 トーキョーグール【S】

【監督】川崎拓也 平牧和彦

【出演】窪田正孝 山本舞香 鈴木伸之ほか

【あらすじ】

ある出来事をきっかけに人間を食糧として捕食する種族・喰種(グール)とのハーフになってしまった大学生のカネキ(窪田正孝)は、喰種が集う喫茶店あんていくで働きながら店でアルバイトをするトーカ(山本舞香)らと生活を共にしていた。ある日、月山(松田翔太)という喰種があんていくを訪れ、特別な匂いがするというカネキに異常な執着を見せる。やがてカネキは、美食家(グルメ)と呼ばれる月山から、喰種レストランに招待される。(Yahoo!映画より)


 
【感想(ネタバレなし)】

『これから3のつく日は変太郎の日です』

 



どーもどーも観に行く前にもう一度漫画を読み直そうと思ったら知り合いに借りパクされてるのに今気づきましたラーチャえだまめです。おしっえ〜てよ♪おしっえ〜て〜よ♪そのしくっみを♪……というコッチが知りたい人間と“人のなり”をした“喰種”の共存と闘いを描いたヤンジャンの大ヒット漫画「東京喰種トーキョーグール」!!原作は全巻揃えました続く“リ”はタイトルの意味がちょっとよくわからないので4巻で止まっておりますそれでも好きだよ「東京喰種トーキョーグール」!!の実写映画第二弾【東京喰種 トーキョーグール【S】】!!!…というこれまたタイトルの意味がちょっとよくわからない映画を観たんでありますが



いやいや前作は私個人的にはヒジョーに“良かった”といいますか、事務所ゴリ押しで福士蒼汰と杉咲花のキャスティングが先に決まったかのような“某卍解映画”や設定だけ借りてストーリーは完全オリジナルにした“某巨人映画”など近年の漫画原作の実写映画とは違い、主演の窪田くんが神木隆之介だったらパーフェクトだったとか思いたかったけどそれは原作者の石井スイたっての希望だった、という話からも“製作会社の都合”だけで作られたワケではな

「有名無名問わず原作に忠実なキャスティング」×「原作ストーリーの改変をしなかった」この2つの点でヒジョーに前作は優れており否!?逆に言えば“それすら守れないのが今の日本の映画事情”なのか、とアメコミ映画とは違い日本の映画界は愛すべき原作ファンにはまるで原作本を踏み絵にして踏み潰させるかのような事しかしていないようにも思えてしまいますが!?2時間の映画に収めるために無理に原作を“端折ったり”それが出来なければオリジナルで脚本を書いてしまおうなどという“横暴”さがあまり感じられずその意味では“原作愛”を感じる事が出来た前作「東京喰種 トーキョーグール」。



故に今作もちょっと気になって鑑賞リストに入れていたのでありますが、今作は残念ながら1作目の萩原健太郎監督から別の監督(な、なぜ2人…?)に変わり、VFXを多様したアクションシーンの減少、ならびに前作と比較して全体的に“尻つぼみ感”が歪めないなんとも前作以上に“安っぽい”印象なのは言うまでもないのでありますが



今作はそんなアクション目当てだの主演俳優の窪田くん見たさだのその窪田くんの原作さながら「ぎゃあああああああああああああああ!!!!」と苦しみながらの叫び演技見たさとかどーでもよくってむしろそんな絶叫窪田くん改めカネキの姿に「カネキくんを食べたい♡」などと意味不明な発言を繰り返す井之頭五郎も食欲ギャン下がりの「美食家」=月山習=「変態」かどうかを拝む映画なのであります!!よってつまりそれは



















松田翔太=「変態」。







という逆式的方程式さえ成立させなければいけないというワケなのであります!!しかし私は今回確信した!!隣にいた中年カップルが松田翔太の顔面が映る度にゲラゲラ声を上げて笑っていたそれ即ち三太郎のモモちゃんが大変態で



















大・成・功






という他ならないのではないか!?あの原作にもあった「カネキくんの血を嗅いでクンカクンカ」まで、いや本当に良くやってくれた松田翔太。こんなの誰がやっても爆笑モノになる事はもうわかりきった上で、それでもカラダをプルプル震わせながらカネキの血を舐めて“イってしまう”ああ、、、、彼には個人的に日本アカデミー賞助演汁男優賞を贈りt







 
【感想(ネタバレ)】




今作も無理な改変はせずに“月山編”のみを描く、という英断。西尾パイセンと人間の彼女の感動的な(?)ストーリーもそっくりそのままやってくれたのは良かったですねー。前作よりデーハーなアクションシーンは今回はありませんでしたが、一応アクション監督に「牙狼」のアクション監督でもある横山誠氏を起用した“まるでワイヤーアクション”なのはちょっと残念でしたが、それでも“カッコよく見せる”という意味では、まあまあ健闘した方でしょうか。前作がR12に対して今作ではR15に格上げされより“グロさ”が増しました。…ただ海外では同じレイティングでもこれより余裕でグロいのでもうちょっと攻めて貰いたかったですね…w



続編、と聞いて真っ先に脳裏をよぎった本作のヒロイン“トウカ問題”に関しては、雰囲気、見た目は2代目の山本舞香の大成功、ただ演技力は確実に初代千眼美子の方が優っていたかなーという印象です。本作の最大の強みである「有名無名問わず原作に忠実なキャスティング」で言えばまさに大成功と言えるのではないでしょうか。その他松田翔太のキャスティングにしても、大トリを飾るのに相応しい知名度とナルシスト的キャラが似合う……と言えば自然と“花男”キャストの松田翔太が選ばれるのも個人的には納得でございます。



その他坂東巳之助演じる激似な“ウタ”ほか、前作のキャストは続投。ちゃんと芳村さんや一瞬だけの登場でしたが亜門鋼太朗も見れて良かった……ただホントに一瞬だけど(笑)



ENDロールに出た新田真剣佑って……そんな重要なキャラだったっけ?(笑)とまあとにかく彼が最後に出てくるということは、“3作目”も当然期待していい、という事でしょうか?



















有馬貴将はぜひ斎藤工でお願いしまs









2 Kommentare


智広さん いつもコメントありがとうございます!! そうですねー私もそれがネックで今売れ筋の俳優・監督の某人気漫画の実写映画などは興味が湧きません。本来キャスティングと内容が合致しているのが映画の「前提」として考えると、邦画はそもそも映画の「売り方」が他国と違うって所もありますけどね。。。。

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加藤智広
加藤智広
26. März 2021

確かに邦画界は、事務所ごり押しで美男美女ばっかりキャスティングしてしまう現状が見られますね。

だから邦画の評価は低いし、私自身好きな邦画は限られてます...(もちろん面白い作品もありますが)


それに比べて、名作の宝庫のハリウッド映画やサスペンス帝国の韓国映画は本当に素晴らしい!!


ただ、日本の漫画は面白い作品が多いので、できれば原作ファーストで実写化してほしいですね。

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