ルーツ・オブ・イービル(2023)
- ラーチャえだまめ
- 2024年12月13日
- 読了時間: 4分

【原題】The Roots of Evil
【監督】Cindy Stenberg
【出演】Ludvig Karmalm Jane Smith Isabel Arbelaez Camachoほか
【あらすじ】
【感想(ネタバレなし)】

『どうもカウカウファイナンスです。』
どーもどーも明日からベイブレード持って出歩きますラーチャえだまめです。今日は「アナタ、コレ、シランデショ?」と周りの映画好きに抜群にマウントがとれるであろうコチラ【ルーツ・オブ・イービル】という映画をご紹介したいのですが__?
そもそもなんで知ったって?そして何故こうしてブログに書こうと思ったのか。それはそれは先日のお話なのですが、新宿に“ビデオマーケット”という海外ホラー映画の輸入盤を多数取り扱う老舗中の老舗、ホラー映画ファンの“最後のオアシス”とも呼ぶには私なんかじゃおこがましい。リュージョン対応ディスクもなければ一人で1週間LAに行ってハリウッドの前で仮装した親愛なる隣人に無理やりツーショット写真を撮られた挙げ句チップをふんだくられ“アメリカン・ナイトメア・ドリーム”を見させられたってのに今じゃ“全く英語がわからない”そんなラーチャには買いたくても買えない代物ばかりでいつもただ物色だけして終わってしまうのですが(汗)あの新宿の雑居ビルという名の秘密基地にあるアングラな血みどろのビデオ屋さんという雰囲気が最高に好きでたまに足を伸ばしてしまいたくなる……
(マクガフィンさんで取り上げられた動画を参考にでも…)
でまぁそのお店に先日行ったら入口の前にチラシがあって“ご自由にお取りください”って書いてあるから頂いたんです。コレを

(ちょっとクシャりました…)
「へぇ〜、聞いたことないな。今度日本でやる映画かな?」なんて思ってたんです。だって“日本語”で書かれたポスターだから。で帰宅後気になってネットで検索してみたんです。これが日本語タイトルで全然ヒットしない。これは一体どういうことだ…??と思ったらコチラどうやら日本で上映されるどころか“YouTubeで無料視聴できるショートフィルム”しかも“日本で配給してないのに何故か「日本語字幕」だけついている”ナンテコッタイ??しかも先程のチラシがあった場所にもう1枚ポストカードがあって、そのウラには本作の監督?が書いた自筆サインがあったんですね。で先程のビデオマーケットさんのお話に戻るわけです。このお店は海外でも有名で店内にはギャスパー・ノエ監督などのサインが飾ってあたり、また店内でイチオシされている「アダムチャップリン」が有名な“ネクロストーム”というイタリアのゴアゴアレーベルは日本のアニメが好きで新作含む全ての作品に日本語字幕が入っている。これはネットで調べても出てこないのであくまで推測ですが、このショートフィルムを撮った監督もまた日本が好き、あるいは日本に特別な想いがあってわざわざ日本語のポスターを作り日本の関係者だけに配ったとか??真相が気になるので知っている方がいたら是非聞いてみたいものですね……。
前置きが長くなり過ぎました。そんなわけで“なにか禍々しいものを感じる”ポスターからオカルト系なのは明白な北欧スウェーデン産……となればもう“村系”かな、なんて思ってくれて結構です??まさに「ミッドサマー」を彷彿とさせる「白」「花」といったアイテムが出る“キレイ目気色悪い”ホラー映画、だったんですね〜。

横顔ロバート・パティンソン似の主人公が入院中の母の前でうなだれるシーンからはじまり、恋人がサプライズで自宅に押しかけてくるのですが、どうやらこの主人公の住む街では年に一度?街中の電力を断ち切って夜な夜な“ブラック・アウト・シティ”と呼ばれる祭りが開催されるらしい。他所から来た恋人は祭りに興味津々で主人公を連れて街に繰り出そうとしますが主人公があまり乗る気ではなく…というお話。なぜ主人公は祭りに乗る気ではないのか、祭り内で見かけた白装飾の怪しい教団?なかなかミステリーチックに物語は進み、ラストで悲しい結末がまっている…??女性の監督らしい、少ないですが花の演出はキレイ、なんだけどとってもおどろおどろしい、そんな絶妙な演出がなかなか良かったですね。勿論尺の都合上語り尽くせぬ要素が多々あり、でもそれもミステリーとして想像で膨らせようかな、くらいには“異様な世界観”がよく表現されていて私好みの作品でした!!日常でもお見舞いに“花”を持っていくシーンってあるじゃないですか。今作にもその“花”を主人公が持って入院中の母に会いに行く……その“花”がなんともアレなわけですよ……これ以上は言えませんが
とにかく気になった方は百聞は一見にしかずで見てください30分しかないのでヨユーですよ!?
……結局全然日本とは関係ないんですけど(汗)でもせっかく私のような字幕が無きゃ見れない若輩者にもこうして日本語字幕を用意して下さっているのですから!?せめて何かもうちょっとネットで作品についての情報が増えればと思い今回大変微力ながら投稿させて頂きました。もし作品について何か知っている方、何か情報をネットに挙げていただければ幸いです!!
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