リム・オブ・ザ・ワールド(2019)
- ラーチャえだまめ
- 2019年5月31日
- 読了時間: 5分
更新日:2019年6月1日

【原題】Rim of the World
【監督】マックG
【出演】ジャック・ゴア ミヤ・ケック ベンジャミン・フローレス・Jr.ほか
【あらすじ】
引きこもりのオタク少年アレックスは母親に勧められ、山奥の冒険キャンプ「リム・オブ・ザ・ワールド」に参加することに。そこで彼は、富豪を親に持つお調子者の少年ダリウシュや、中国からやって来た少女ジェンジェン、地元の少年ガブリエルと知り合う。ある日、突如として謎の飛行物体が地上を攻撃。逃げ遅れてキャンプ場に取り残された4人は、偶然出会った瀕死の宇宙飛行士から、地球を救うための“鍵”を託される。凶暴なエイリアンに追われながら、100キロ以上先にあるNASA施設へ鍵を届けるべく、自転車に乗って旅立つ4人だったが……。
【感想】

『とりあえず子役に自転車乗せたがるやめようか?』
今日紹介するえいg、、、ネトフリーーーーーーーーックス!!!映画は_?
オトナの階段のぉ〜ぼるぅ〜♪ため強制的に参加させられたキッズキャンプ中に起きた悲劇!?エイリアンの襲撃(定期)によって孤立無援に立たされた4人のキッズ!!彼らに託されたのはエイリアン撃退のカギを握るキー……そのまんま鍵!?激戦の中彼らは生き残る事が出来るのか!?そして地球存亡の危機を救えるのはキミたちしかない!?ソンゲバソナ!?全世界の“オトナ”たちよ「これが“キッズ映画”だ__」【リム・オブ・ザ・ワールド】!!!
いやーやってまいりました侵略もの!私大好物でございます“3時のおやつより昼の侵略”をモットーにしておりm

なんかネトフリでめっちゃ宣伝されていたので気になっていたんでございます。“少年少女が地球を救う??”同じくネトフリで大好評の「ストレンジャー・シングス」みたいなSFとジュブナイルものをMIXさせたような?そんな感じの映画なのかなーと思ったら“オトナの階段”登りすぎて「子ども舐めんなよ」ってキッズにガン飛ばされる映画って何?(笑)いやーまず一言言わせてください、いい加減「黒人コメディ枠」と「チャイニーズ枠」を必ず作品に入れてくるテイスト見飽きたわ〜笑もう〜商業的思惑プンスカプン過ぎて流石に「またかよ!!」とツッコミを入れたくなります。いつまで経っても黒人はお笑い担当でチャイニーズは相変わらず強気の姿勢…逆に「差別」してるんじゃないかと思えちゃうんですけどね…
幼い頃のあるトラウマが原因で引きこもり生活のオタク少年に大金持ちの黒人のガキ、一切口を効かないアジア少女になんちゅうタイミングで仲間になるんだ尾崎豊少年の4人組が、キャンプ中に突然空からスターウォーズのOP丸パクリで登場する巨大戦艦に乗ってやってきた謎のアシュラマンことエイリアンの地球侵略攻撃に偶然遭遇してしまうという、、、、、、ヒロインのジャンジャンだっけ?(カップ麺か)の子、以前機内映画で見た「ダーケストマインド」という“エセX−MEN”映画にも無口の女の子役で出ていましたね。うんなんだろう、そんなに喋りたくないのかな?

ん?なんで急にオレンジ色になった?
思わずプロジェクターがぶっ壊れたかと思ってシステム確認しちまったじゃねーか!!(笑)ところどろこシーンで突然画面の背景色が変わる謎演出……おそらく画面をワザと暗くしてCGのアラを目立たせないようにしたいんだろうが……ちょっと色変えすぎじゃね?wまぁ演出は別にいいですよ。たぶんそんなにお金掛かってなさそうだし(失敬な!!)なのに画面ブレブレの臨場感ある戦場シーンとか結構デーハーなシーンも盛りだくさんでそこはヒジョーに良かったですね。でもって肝心のエイリアンもお陰で細かい顔とかはよく映らなくてわからなかったけど、結構出番が多いのでエイリアンものとしてはGOOG!なのではないでしょうか?

なんせ子どもたち“だけ”ですからね。大のオトナたちはキャンプの職員含めて全員「全くの役立たず」でございます。てかフツーキャンプに子どもたち残してノコノコ下山するか?(笑)せめて後から探しますよー的な素振りとかないの……でもって他にもキャンプの参加前に“携帯は没収”のハズなのに皆フツーにポケットから携帯取り出すわストーリー上のツッコミどころはもう果てしない果てしない!!まあでもこれがキッズたちを主役にした思いっきり“子供向け映画なら”まだ良かったのかもしれません。

スピルバーグの努力が無駄になった瞬間(笑)
うわぁ左のヤツめっちゃ目つき悪いやんけ…「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で当初“冷蔵庫型デロリアン”にしようとした所それだと子ども達が真似をして危険だ、という理由で“子どもたちが絶対真似出来ない”もの、そして誕生したのが今の車型のデロリアンであることは有名な話なんですが、その努力を完全にお釈迦にしちゃいましたね。しかもフツーに車から飛び降りちゃうし…(笑)確かに子どもたちが高級車をブイブイいわせる事も“非日常”なのかもしれませんけど本作は「オトナになる事」=「キケンな事」という事を安易に結びつけてしまっているのが一番の問題のような気も致しますね。別に子どもを下に見ているワケではないです。ただ子どもだとオトナ以上に“キケン”だから、だからオトナは子どもにキケンな想いをさせたくない一心でキケンな事をさせないワケですよね?確かに終末世界でオトナが全く役に立たないなら、オトナの代わりに子どもが立ち上がる設定は全く悪くない。ただ結果的に「ストレンジャー・シングス」並のグログロエイリアンに、血を流したオトナの死体がゴロゴロ画面に映るのもそうなのですが

ストーリーは“ド”がつく程の“子ども向け”で“見せる”ものは全然「子供向けじゃない」映画
という一体誰向けの映画なんだ?という(笑)いやー大変変わった映画といいますか、まるで子どもたちが作り上げた“夢の中の話”みたいな?4人が徐々に団結し合う所とか淡い“恋”が訪れる所とかそれぞれ“苦手”なものを乗り越えていく成長物語としての要素はとっても良かったです!けどラストも、えパサデナにそんな宇宙センターあったの?ワー!キャー!!ドカーン!!!……ネットウイルス流すために空彼方の母船までUFOで飛んでったオトナたちが浮かばれないわ!!(笑)
そんな映画を一体誰が撮った……て「チャーリーズエンジェル」「ターミネーター4」のマックGさん!?いやー全く“それを感じさせない”かなーりB級過ぎる映画ですねww同じくネトフリ映画「ベビーシッター」の監督も務めたマックGでありますが、今後はネトフリ専属監督にでもなるのかな…?
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