【原題】Blood Fest
【監督】オーウェン・エガートン
【出演】ロビー・ケイ ジェイコブ・バタロン セイチェル・ガブリエルほか
【あらすじ】
ハロウィーンの夜に開幕するホラーマニアたちの夢の祭典「流血の祭」。ホラー映画オタクのダックスは、ホラーを毛嫌いする父親から参加を猛反対されるが、どうにか家を抜け出して友人たちと会場へ向かう。やがて、盛大なオープニングとともに殺人鬼のコスプレをしたパフォーマーたちが登場。しかし彼らは観客たちを次々と惨殺していき、会場は血の海と化す。ピエロやゾンビ、バンパイアなど本物のモンスターたちも続々と現れる中、ダックスたちはホラー映画の知識を駆使して脱出を目指すが……。
【感想(ネタバレなし)】
『「28日後」は女性の周期ってほんt、』
どーもどーも、ホラー映画のワンシーンで劇場でキャッキャうるさい人は大体殺されるのがセオリーですッ!!ラーチャえだまめですッ!!えーまたしてもこのお時間がやってきてしまいましたぁー「カリコレッ!!by渡哲也」本日ご紹介する映画はー??
幕張メッセで年に一度の映画の祭典、、、、、と言えば「東京コミコン」。では年に一度のホラー映画の祭典、、、、、、と言えば、そうですよね
「流血の祭」ですよね
ホラーオタクもハハッ!!納得の“夢の国”ことハロウィーンに開催されるこの“フジロック・ホラー祭り”に胸をトキメキながら参加したら胸をチェーンソーで引き裂かれるホンモノの“血祭り”だった!?モンフェスやろうぜッ!?【モンスター・フェスティバル】!!
いやーまさに“ホラー映画マニアの為の映画”と言って過言ではない!?ホラー映画マニア“ド必見”の映画の登場であります!!覆面姿の殺人鬼にロメロゾンビにピエロに吸血鬼!!そんでもってまたゾンビ!!(笑)いやーパロってるパロってる、キミは一体いくつ“ネタ”がわかるかなッ!!byサトシ出演者たちには恐怖の祭りでも悲しきかな我々視聴者には随所に散りばめられた“ホラー映画あるあるネタ祭り”で血も吹き出す楽しさでございます!!そうそう!!チェーンソーはそうやって“真っ二つ”にして使うんだy
アレレー?ニック・フューリーに麻酔銃で撃たれるまんj、ジェイコブ・バタロンじゃあないですか!!「ファー・フロム・ホーム」のインタビューでスキンヘッドだったのはこの為なのか!?スパイダーマンの彼とわりかし同じ童◯役で登場!!さらに「シャザム!」のザカリー・リーバイがなんと本人役で登場!!どーして出たんだ!!せめて「シャザム!」と一言言わせてあげたかったよオレは!!(泣)
「ホラー映画のセオリー」を守っていれば助かるリスクが上がる、という設定も面白かったですねー。それならその設定を考える“作り手サイド”が一番最強、かと思いきや意外にも監督は自身の撮った映画を見ない………よって死す(笑)
【感想(ネタバレ)】
そんなこんなでヒジョーに面白そうなコンテンツだらけなのに、“どーにもそれが上手く機能していない”というのが本音なところでございましたねぇ。。。。
序盤からのハイテンポさが中盤以降大きく失速して、元ホラー映画俳優との「映画製作の裏話件イイ話」?とかホラー映画の“あり方”とか、ホラー映画は決して教育に悪影響を及ぼす“害”ではない!!ボクはむしろホラー映画で“生きる事を学んだ”んだぁー!!とか、イイ話ではあるけどちょっと長過ぎるというか説教じみていると言うか、イイ話はその辺にしてもっとモンスターやら物体Xやら殺人鬼やら「ホラー映画の主役」を大量発注してもらいたかったですね〜
というか今回“SF系”のホラー要素は排除されてましたね。よってエイリアンとかはナシ。一応現実的に実現できそうな“人型”オンリー、だったのが物足らなかったのかも。まぁゾンビはゲーオタがコントローラーで操作しているのはわかったけど吸血鬼とか貞子とか悪魔のシスターは一体……(笑)あ、ちなみに制作したのは日本でも“逆輸入”で話題になり劇場公開もされたアニメ「RWBY」の製作会社。アニメーションだけでなく実写ドラマも制作してるんですねー。
「ウソだと思ったらホンモノだった系」ホラー映画は、それこそオレ様神様が歳に似合ぬ学ラン姿で頑張った「キャビン」とかPOV系の「モンスター・プロジェクト」とか、お化け屋敷が“ガチのマジもん”だった「ハロウィン・レポート」とか正直なところ似たような映画いっぱいあるのが現実。真新しさで勝っていたか、というとこれまたビミョー。エロい吸血鬼の行動も意味不明だしおやっさんがまさかの黒幕……にしてもなぜその動機?(笑)最後は見事にサイコパスが楽しくなってしまったようで……あんな親ならホラーオタクでも失笑ですわ!!(笑)
Comments