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マック(1988)


【原題】Mac and Me

【監督】スチュワート・ラフィル

【出演】ジェイド・カレゴリー  クリスティーン・エバーソール

【あらすじ】

地球の無人探索機に吸い込まれ地球へと運ばれた火星人親子の少年が、科学者から逃亡中に車椅子の地球人少年と出会い育んでゆく友情を温かく描いた作品。(Yahoo!映画より)











 
【感想】

『ぱぷりぃ〜か♫』

 






どーもどーも月見バーガーの待機列に破れた者ですラーチャえだまめです。早速ですが本日はこちらの映画を拝見させて頂きました



【マック】ハッピーセェェッット!!!!……とは一切関係なさそうで実はオオアリストレセスいやー大学時代よく通っていたGEOにほんの少しですがVHSのレンタルコーナーも当時存続していて、今どきVHSレンタルなんてあるんだ、でも今どきデッキもないしな〜、しかも今じゃ考えられないような珍宝館の館長もオーガズムを感じてしまうほどの“珍作”揃いだったわけですよ。その中でも特に気になったのが見つけてからあまりの衝撃にずっと記憶にこびりついて離れない



















いやお盆じゃないんだから






いや帰ってきちゃダメでしょ。あの感動をブチ壊す気かよ!!これは再販売待ったなしの、ゲテモノ映画との“ゲテとの遭遇”を今でもずっと心待ちにしているんですけども……あ、今日ご紹介する作品はそれとは全く“別”の映画でした間違えました。フツーに間違えました。でもなんかもう懐かしくてブルーレイ買っちゃった。でもね、今日紹介する映画もそんなあの“不朽の名作便乗商法”これ発売元が言ってるんですよ?もはや公式非公認で自虐ネタで売り込もうというアルバトロス戦法、家族団らんの日々を送っていた異星人が?火星から“勝手に地球へ連れてこられた”それはそれは可哀想な異文化交流物語だったのです。。。。







 





民衆の持つ異星人の攻撃的なイメージから友好的なイメージに変えてくれと政府から依頼されて製作されたのでは?と都市伝説もある82年に公開され当時同時期に公開された「ブレードランナー」に完全勝利を収めた巨匠スティーヴン・スピルバーグのSF映画の金字塔「ET」。公開から数十年経った今もおなじみのテーマ曲と共に永遠に愛され続ける感動のSF巨編…。しかし世の中にはETの他にも愛に飢えた異星人が沢山いたのです。本作もその一つ。「ETみたいに愛され続ける異星人を誘致したい。」そんな安易な考えにどうやら突っ走ってしまったようです


















キッズが泣くやつ








いやーキモいなーはっきり言います「気持ちが悪い。」しかもこんな一糸まとわぬ身なりでフラフラ歩いてくるんですよ。変態だよもう!!ETってそもそもお婆ちゃんの顔がモデルですからね?だからETを真似しちゃ駄目なんですよ!!お婆ちゃんを真似しないと!!



てか火星にもアダムとイブがいたんですか。たった1組だけの家族が火星に暮らしておりました。そこへ地球から探査機がやってきて、原石を回収するついでに彼らも掃除機なようなもので吸い込んで地球に帰還してしまいました…???



…もう誘拐だよ!!異星人も吸い込んでしまう強力な吸引力、ダイソン製ですか?探査機が地球に帰還後、研究所から脱走を図る火星人。そのうちの一番小さな火星人の子供、ベビースターだけ家族とは別方向に逃げ出してしまいました。

















キッズに悪影響を与えかねない







ホラーだよ!!夢に出てきたらどーすんだよー!!高速道路で立ち往生していたある地球人の乗るバンの中に忍びんだベビースター……ふぅ、研究所からの追手も巻いたことだし、なんだか優しそうな家族だしこれでひとまず安心なベビースター








兄「家賃払えるの?」


母「払えそうにないからお兄ちゃんを売ろうと思って」


弟「そりゃいいやアハハハハハハ」



















キッズ”に悪影響を与えかねない









そりゃあ恐怖のあまり家の中をズタズタに破壊しちゃいますよね。そして家の中を破壊され家族から犯人扱いをされて涙目になる車椅子の少年。えーっと裏ジャケには「異星人と車椅子の少年との心温まる友情…」あれいい加減かな?ツナサンドのことを“TS”と呼ぶ母も越してきてすぐ隣人の女の子にイタ電しまくる兄もベビースターの存在を信じてくれないので少年は捕獲しようとベビースターを追いかけます。追いかけて追いかけて



















あ、これは◯ったな









これにはさすがにべイースターもビックリです。溺れかける少年。大変だ。そうどうする?少年のことじーっとしばらく見続け、お、ここで超能力でも使うんか?




















いやフツーに泳いで助けるんかい







ねえ?“感動的”な映画でしょう?でもね、この映画のサントラを手掛けたのがあの感動的な最終回を迎えた「エンドゲーム」のテーマ曲作ったアラン・シルヴェストリなんですよ?「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のテーマ曲作った人ですよ?スゴいでしょう無駄遣いがスゴいでしょう?



無駄遣いと言えばこれが“実写映画初出演作”という我らがドナルド・マクドナルドがカメオ出演しているのにも驚きました。しかも出た理由が「タイトルネームが被ったから」とかいうこれまたゆるーい……え、てかどんだけ騒がしいマクドナルドだよ!!!店内で子どもたちが踊り狂うこの世のマクドとは思えぬ異様な光景にこれではキムタクもちょいマックも出来やしない



ストーリー?そんなもの本家と一緒に決まってるじゃないですか!!政府の役人たちとの追いかけっこにクマのぬいぐるみを着せて“仮装”させたりベビースターは一言も発しませんがみんな「ET」見て予習したのかな「オウチ二、カエリタイ。」と早とちりして族のもとに帰そうと奮闘する。ただちょっと本家と違うのは



















ご愁傷様です。






いやーこれはかなり楽しませて頂きました。ほかにも紹介しきれないほどカオスな展開が目白押し。アナタの心を掴むこと間違いなしです。でも目がキョロキョロ動いたりパペットを多様した“特撮”は、なかなかよく作り込まれていると思います。「ET」でも声優をつとめた子役時代の浪川ボイスの車椅子の少年に高速道路を逆走させて前方から来る乗用車をスレッスレで回避させるという一歩間違えれば大惨事になりかねない危険な行為を子役にやらせているという実は坂上忍も度肝を抜く子役泣かせの映画なのではないか、とさえ思えてしまう




















キッズが泣くやつ




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