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ヘルボーイ(2019)


【原題】Hellboy

【監督】ニール・マーシャル

【出演】デヴィッド・ハーバー ミラ・ジョヴォヴィッチ イアン・マクシェーンほか

【あらすじ】

超常現象調査防衛局“B.P.R.D.”のエージェントであるヘルボーイ(デヴィッド・ハーバー)は、イギリスで暴れ回る巨人退治の指令を受ける。暗黒時代に封印されたブラッドクイーン(ミラ・ジョヴォヴィッチ)が1,500年の時を超えて眠りから覚めたことを知ったヘルボーイと、霊媒能力を持つ少女アリス(サッシャ・レイン)、ベン・ダイミョウ少佐(ダニエル・デイ・キム)らは、ブラッドクイーンに接近する。(Yahoo!映画より)





 
【感想(ネタバレなし)】

『角の手入れはして背中毛の処理はしないこれぞ男の流儀(笑)』

 




モンスター出まくり!!グロ過ぎ!!!ストーリー詰め込み過ぎ!!!!デヴィッド・ハーバー叫び過ぎ!!!!!!ミラジョボビッチ首飛び過ぎ!!!!!!サイコーかよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!



どーもどーも「出しゃばるなブタ!!」と私もミラジョボビッチに罵倒されたいラーチャえだまめですッ!!!!いやー予告から醸し出す「ドB級感」!!素晴らしい!!実に素晴らしい!!このB級感!!え、世間での評価は低いって?そりゃそーだわ“超B級オカルトモンスターフェスティバル映画”だもの!!!!でもこれでいいのですよ!!この心地よい程のB級感!!!!私は何度でも言う!!!!実に素晴らしかった!!!!



無論“着ぐるみB級モンスターヒーローアクションMOVIEの決定版”(どんなジャンルだよw)ロン・パールマン×ギレルモ・デル・トロ版「へルボーイ」も好きですよ!!でもまさかマギカ“モンスターの登板回数”でリヴートである本作がそれを上回るとは思ってもいませんでした!!喋るブタ!!新体操魔女!!!巨人!!!!ハウルの動く城!!!!クトュルフ神話系化け物にちゃっかり前作に登場したキャラまで出てるんだもの!!!もうお腹いっぱいだわ!!!!監督は最近ネトフリ版「ロスト・イン・スペース」で家族の絆とか描いちゃってるけどデビュー作「ドッグソルジャー」や「ディセント」で“モンスター愛”に定評があるニール・マーシャルパイセンだけあってああやっぱりわかってらっしゃる














「特殊メイク」×「内臓むき出し」×「変身」






という3大B級オカルト原則をちゃーんと守ってくれてるトコロ!?いやむしろ思いっきりの良さよ笑



だからストーリーなんてもう明らかに“付け加えた”感アリストテレスの序盤からあまりのアップテンポに途中で「なんやこの雑感ww」となる事この上なし!!でもってそれをやるにあたり止む終えず資金が足りなかったのかひと昔前のショボいCGよ!!笑それすらB級愛ゆえなのではないかと錯覚さえ起こしてくる「とにかく気色悪いモンスターが拝みたい!!」そんな方に“しか”もはや本作は響かないであろう、どこかで見たことあるようなシーンばかりで真新しいものは一つもないかもしれない、しかし「アンダーワールド」「プリースト」「アイフランケンシュタイン」……この手のB級ヒーロー好きにはどハマりする危険性すらある(私は開始5分でディスク購入を決めました笑)何度でも言う!!素晴らしい!!素晴らしくやってくれたぜヘルボーイ!!!!








 
【感想(ネタバレ)】





「ストレンジャーシングス」の我らがホッパー所長がデブデブのだらしない格好から筋肉モリモリのマッチョマンになったついでに真っ赤になってツノまで生えちゃったら“ストシンファン”なら充分観に行く口実になるでしょう!!ちなみにこの肉体改造した後もう一度リバウンドしてシーズン3の撮影やったってんだから!!もう凄すぎるよ













デヴィッド・ハーバーああああああああああああああああああああああ!!!!!!





「イコライザー」でデンゼルワシントンに車内でイコライズ(拷問)されてたキャップ野郎が懐かしい苦労人!!私もストシンのホッパー所長役で知ってからスティーブと共に好感度バクアガり中でどハマりしております!!スカヨハの「ブラックウィドウ」単独映画にも出演が発表された今人気急上昇中のオッサン笑ロン・パールマン版ヘルボーイはなんかもうロン・パールマンの為に作られたキャラクターなんじゃないかってくらい当たり役でありましたが?デヴィッド・ハーバー版ヘルボーイもなかなか良かったんじゃないでしょうか!?あんなイカつい顔して超絶ファザコンのヘルくん(精神年齢15歳)そんな愛する父親が実はジョン・ウィック抹殺計画のウラで地獄から召喚された幼い自分を抹殺しようとした人物の一人で愛情たっぷりに育てられたかと思いきやそれも実は自分と“同族”である化け物と戦わせる為の人類の“リーサルウェポン”として育てられただけだった、とショックを受けるヘルくん!!地獄界と人間界で板挟みになるヘルボーイならではな苦悩も描いていましたよね!しかし最後“闇落ちする運命”を背負いしヘルボーイが“父親の愛”によって再び“ヒューマン”としての感情を取り戻す!!こんな見た目でもちゃんとヒーローなんでございます!!



その相棒であり良き理解者のよく喋る半魚人(映画のラストに一瞬だけ出てきて超興奮ww)ではなくて今回幼い頃に妖精に誘拐されてから死者と話せる能力とついでに相手を幽体離脱させたり口からゲロまみれの死者を召喚させる能力まであるヒロインと顔面ベースボールにブラックパンサーもビックリ豹に変身するアジア系戦闘員という新トリオもなかなか良かったですね!!



クリーチャーデザインに関しては特殊メイクにこだわりすぎるデルトロよりCGを多用しているものの、ホラー感満載のビジュアルにこだわり抜かれた悍ましいクリーチャーたちは必見で、クリーチャーファンとしてはそれが拝めるだけでも満足出来たのではないでしょうか??個人的にはラストまで出てきた“バーバ・ヤーガ”がお気に入りですねーマニアには“フィギュア化”待ったなしでしょ!?笑



とにかくグロ描写が多いのは監修を務めた原作者のマイク・ミニョーラの意向……というよりは「ドッグソルジャー」で“隊長の腸をチョー咥えて離さないイッヌ”という爆笑悪趣味思考のニール・マーシャル監督が好き勝手やった結果なのでは?笑クトュルフ神話系の脚に焼き鳥みたいに死体が串刺しになる描写とかサイコーかよ!!笑あ、これ以上言うとアタマのおかしい人と間違われch…



バイオハザードでさえ両手両足ちゃんとついてたのにバラバラ死体役で首が飛びまくるミラジョボビッチもよくもまぁやったよね笑イマイチ最後まで何がしたかったのかよくわからない魔女だったけどなんとなくサマになってたので良しとしよう!!エクスカリバー持ったハイパー状態のヘルボーイがドラゴンに乗ってやってくる壮絶胸アツシーンが回想だけだったのが残念だったねぇ…。確かに2時間の中でアレもコレも欲張り放題でストーリーの駆け足感は歪めないですねー。魔術師マーリンのあまりに雑すぎる登場の仕方とか逆に吹いたわ笑巨人だって正直アクションシーンのカサ増し要員だけでストーリー的には必要ないしwまぁでもデルトロ版を知らない方にも優しい誕生秘話からもう一回描いてくれている親切心&ENDロール後にもお楽しみを散りばめ(“死ねない”とは一体…)バリバリ続編を意識した作りになっている以上?ここは是非ともパート2をやって頂きたいところなんでございますが……ハリウッドもこの手の映画はだいぶ量産し過ぎてお腹いっぱい……続編やるならやっぱりそこまでヒットしなきゃだよなトホホ……泣







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