【原題】Die Vierhandige
【監督】オリビエ・キーンル
【出演】フリーダ=ロビーサ・ハーマン フリーデリーケ・ベヒト クリストフ・レトコフスキほか
【あらすじ】
ジェシカとソフィーの両親は、二人が幼いころに強盗に命を奪われてしまった。姉のジェシカは事件の後遺症と妹を守ろうとする責任感から精神を病み、妹を過度に束縛し始める。ある日、犯人が刑期を終えると知ったジェシカは復讐(ふくしゅう)しようとするが、事故で死する。ソフィーは姉を失った悲しみを乗り越え、新たな人生を送ろうと決めるが、たびたび記憶が途切れるようになる。(Yahoo!映画より)
【感想】
『“身内”をカラダに宿すとロクな事なさ過ぎ(笑)』
どーもどーもラーチャえだまめでございます。今日も宜しくお願い致します
「未体験ゾーーーン!!!!」今週もまたまたこのお時間がやってきてしまいましたー。今宵もまたまたトンデモクライシスな“ゲテとの遭遇”ダンケシェンッ!?な映画が公開されてしまいました“姉貴の異常な愛情”が“奇跡”を起こす??orただの“怨念”か!?【フォー・ハンズ】!!!
いやーなかなかオカルティン臭がティンティンしておりますポスターに惹かれて見て参りました。幼いころに強盗に両親を“目の前”で殺害された姉妹。20年後、その強盗が出所されたとの情報を知り“身の危険”を感じ怯える姉のジェシカと身元が知られなければ安全だとピアノの練習に勤しむ妹のソフィーとの間で口論に勤しんでいる最中不運にも両者共々車に轢かれてしまう_____。
気がつくとそこは病院だった。目を覚ましたのは妹のソフィーだ。意識が朦朧とする中姉に会いたいと医師にせがむソフィー。しかし、姉のジェシカは既に“帰らぬ人”となっていた・・・・・。
事故後、ソフィーのカラダにある“異変”が起きるわけなんですねー。なんと“死んだ姉の魂”がソフィーのカラダに宿っていたのだー!?(許容範囲)しかも姉貴は魂だけではもの足らず姿カタチまで乗っ取ってしまいーの(許容範囲)
姉貴がめっちゃ過保護だったんですね(う、ウソだろおおおおおおおお!?)
そう!!何が厄介って!?水を被らなくても性格見た目共々“カラダが入れ替わっちゃう”のはまだ百歩譲っていいとして(譲りすぎだよ!)姉のジェシカは両親を目の前で殺された際、妹ソフィーをたとえ火の中水の中自らをも犠牲にしてでも「私がアナタを守る……」と固くマインドに誓っていたのであります!そして両親を殺した犯人の出所を聞き、妹に再び“危険”が及ぶのではないか、と察知したジェシカは「犯人への“復讐”」を計画するのであります!!!妹のカラダを使って笑当然そんな、いくら親の仇だとしても“マーダー”を正当化することなど出来ないソフィーは真っ向から反対します!!
こうして「復讐に燃える姉VSそれを阻止する妹」という“カラダは一つ、心は二つ”と端から見ればなんともややこしい姉妹の攻防戦が描かれのです。
まあ、ぶっちゃた話“二重人格”みたいな話はよくある話で、二人共仲良くやってるのはホント武藤遊戯くらいで悲しいのですが姉妹で演じる女優さんは違うので、女優の“演じ分け”を楽しむような事は残念ながら出来ません。しかし姉のジェシカ役の女優が、なんとも「ドラゴン〜」のリスベットとまでは言い過ぎかもしれませんが、背中にピザトーストのタトゥーですか?穏やかな妹とは真逆の、荒々しい性格で暴力的、ヒジョーに“触るな危険”オーラがビンビンなイメージなんでございまして、しかしソフィー役の女優も、徐々に肉体だけでなく精神的にも姉に“蝕まれていく”が如く荒々しく立ち振る舞う様になりこれにはやたらサプライズ好きな性格が全て裏目に出る残念な彼氏もタジタジ……
後半には自らベッドにカラダを鎖で縛り付けて“互いを互いに監禁”するという対策を講じたりするのですが哀しきかな姉が頑張れば頑張るほど
返って妹を危険に晒す
という、これぞ本末転倒の頂点!?ジェシカの気持ちもよくわかるんですけどねぇ……犯人は全く持って反省していないし。少し難癖つけるとしたら若干“画面が暗い”シーンがあってよく見えなかった所かな〜。姉妹が入れ替わる“キッカケ”とかも、特にはなく(特撮ものじゃないしw)犯人が風呂場で“闘魂注入”中に姉と鉢合わせた後“全裸で全力疾走した時のモザイクのテキトー感(笑)”シーンだけ劇場が異様な空気感に包まれました。…と思ったらラストで「実は、、、、、え?」というびっくりドンキー的展開があるのですがそれもなんか辻褄合わなくね?とブラピが言いそうn
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