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ビッチ・ホリデイ(2018)


【原題】Holiday

【監督】イザベラ・エクロフ

【出演】ビクトリア・カルメン・ソンネ ライ・イェダ タイス・ローマーほか

【あらすじ】

ギャングファミリーをまとめているマイケルと愛人のサーシャたちは、世界有数のリゾート地で優雅なバカンスを過ごしていた。サーシャは、高額の贈り物やスタイリッシュなパーティーざんまいの日々と引き換えに人間以下の扱いを受けることもあったが、ぜいたくな暮らしをやめられなかった。






 

【感想】








『「ママのパワー、スゲー!!!!」←今年度流行語大賞暫定ノミネートでお願いします』








どーもどーも久しブリケツに間髪入れずに2本連続で観たらマイヘッドのブレインがヒジョーにバイブーしておりますラーチャえだまめでございます。。。。



「未体験ゾーーーーン!!!」はいやって参りました御当地“ナンダコレゲテモノミステリー”!?の祭典から今日ご紹介する映画は?



これぞ「ビッチの夏休み」!?このひろぉ〜い血糊いっぱい、吹くぅはn、森山良子もビックリな「金と権力と性」が織りなす世にも奇妙なおバカンス劇場??…がしかし、実は脚本家の実体験が元ネタでっていう、……これはなかなかヤバそうな映画が爆誕してしまいました【ビッチ・ホリデイ】!!!



「水着美女のジャケット映画は問答無用で観る」信念に則り1本目はコチラを選択してみたのですが_____いや〜またまたなんと言ったらいいのでしょうか控え目に言って「は?意味わかんねーんだけど?笑」映画でございました。。。。。否、意味わけんねぇっていうか“ムツカシイ”事前にあらすじなどは一切合切読まずに挑んだのですが、劇中物語はおろか“説明的な説明”が一切ないんですね。「観て感じろ!!」とでも言いたいのでしょうか、しかし“感じろ”と言われましてもOPから本編とは一切関係のない“中年おばさんの情熱的な踊り”をひたすら観させられ我々は一体何を感じろと言うのでしょうか



いきなりお金に困っていそうな女性が出て参ります。のっけから暴力を振るうヤバそうなヤーさん系に借金でもしているのでしょうかその後女性は“家族?”達と共にリゾート地にある別荘か屋敷でのどかにプールでぷかぷか浮いておりますね…。そんな感じで全く説明のないまま時に「これ必要ある?」とさえ思えてしまう“シーン”も織り交ぜながら、“無機質”にも思える世界が描かれていく。



どうやらこの女性が主役らしい、とだけの情報で?なんだか家族の割には皆“年齢”が合っていないような……一体なんのグループ?ビーチで音楽ガンガン流して隣のオッサンに注意されても徹底的にムシるなかなか調子乗った“ファミリー”として観ていたのですがこれがどうやらファミリーはファミリーでも
















“ドンの付くファミリー”だった







という事があらすじに書いてあったんですねー。なんとなく不思議な感じだな〜、とは思っていたのですが、、、、



で彼女の“お仕事”は娘を車に乗せるのに3回マスかかされた男の話でゲラゲラ腹抱えて笑っちゃうちょっと何言ってるかよくわからない年上のファミリーの“ボス”の“愛人”。ボスの前ではいつも笑顔を絶やさず時に高級アクセサリーを買ってもらったり、実に“Celebrity”な生活を送る日々。他のファミリーとも仲良く“ホリデイ”を楽しんでいるように見えるのです(カラオケ最高!)ただ一つ「身も心も授けること」“絶対服従”しなければならないという条件があった……



時より彼女はフラッと街のアイスクリーム屋さんで出会った男に会いに行く。時より長い長いストールを首を巻きながらバイクを走らせどこかへ向かう(このあと大変な事に…)時より彼女は以前いた“元の世界”に戻ろうとする____。



監督、そして“実体験”を書いたという脚本家共に女性の方で、サスペンスの割には思いの外流血シーンは少ないけれども全くもって油断なんて出来やしない“パンドラの箱”的危ない要素てんこ盛りの問題作であります。しかしながら実体験というのもあるのだろうけど“女性目線”で、きらびやかな銭の限りを尽くした世界に憧れるが故に、“身を売って”生きていく女性をとても自然かつ“残酷”なまでに描いている。なかなか“狂気”じみた世界なのだけれども、古今東西どこにでも、それは例え日本も例外ではありません“こーゆー闇”はあるのではないでしょうか……



ラストの展開もヒジョーに腑に落ちない後味の悪いシナリオではあるのですが、彼女の“狂気”、狂っちまった先の向こう側を観ているような、不快なんだけどもいい具合にイカれまくった“怪作”と言った感じでしょうか、これはかなり人を選びそうな、いやーホントに「未体験」の取り扱う“幅”が広すぎてスゴイなー……


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