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パーフェクション(2018)


【原題】The Perfection

【監督】リチャード・シェパード

【出演】アリソン・ウィリアムズ ローガン・ブロウニング スティーヴン・ウェバーほか

【あらすじ】

かつて将来を有望視されていた天才チェロ奏者が元恩師を訪ねるが、そこには別の才能豊かな愛弟子がいた…。二転三転する展開から目が離せない驚がくのスリラー。 (ネットフリックス公式サイトより)









 

【感想】






『“英才教育”なんぞクソ喰らえ?』







〈↓ネタバレ全開記事投稿↓〉










どーもどーも、ここまで遥々お越しくださった、ということはもう既に本作をご覧になった方、もしくは“ネタバレ”を読みたい、もしくはなんの因果か偶然お越しくださった方、ご機嫌うるわしゅう、ラーチャえだまめでございます。



今日ご紹介する映画はコチラ。【パーフェクション】。我らが肥満の一原因と訴えれてもおかしくないコンテンツの多さがウリのNetflixさんから配信された“スリラー”映画でありますフォォウ!!!……



早速ネタバレ全開でお話すると、いやーまず「腕を中華包丁でザクッといったあとの“友情”ってなんやねん(笑)」って話じゃあないですか?



かつて将来を有望視されていた天才チェロ奏者、しかしマザーの介護によっ生来を諦めざるを得なかった女性。演じるのはアリソン・ウィリアムズという女優さん。この人どっかで見たことあるなぁ〜、もしかして「アベンジャーズ」出てた人?とか思っていたら「ゲット・アウト」の主人公を散々泣かせる裏表激しい恋人役の人でしたか。そして今回もまた裏表の激しい役だなぁおい(笑)それから数年後、かつての恩師の元を訪れ、そこで出会った“恩師の一番弟子”の女性との対面。“私”に代わりに恩師が認めた“天才”、恩師の“完璧な娘”、そして恩師の“右腕”的存在として音楽界に君臨しているからって、その“右腕”を切り落としちゃおうとは、こりゃあ〜一本取られたZE?



見事マザーの服用薬の過剰摂取により“てんかん”の症状に悩まされ身体中ウジムシだらけの“幻覚”を見る女性。いやーあの人格に壊れっぷり。完全に冷静さを失いパニックに陥る“天才”を心の中でさぞほくそ笑む“かつての天才”のように見えて仕方がありませんでしたあのシーンで私完全に「“キャビン・フィーバー”的な映画」だと勝手に勘違いしておりました笑



かと思ったらそこから急にぎゅいーんと場面が巻き戻され、、、、という“一転目”。で、今度はその“復讐劇”でも描かれるのか、才能ある女同士の“仁義なき戦い”が描かれるのか?と思ったらそこから一気に天才を育てた“恩師”、スティーヴン・ウェバー演じるサイコパス、てゆーか変態に“英才教育”と題した児童虐待パワハラセクハラその他もろもろドイヒーな事をされその上マインドコントロールまでされてしまったかつての“自分”、または一番弟子、またはその“次期候補”なる“女性”たちへの「救い」、そして恩師たちに「怒りの鉄槌」を下すべく遂行された、全ては“計画通り”だった、という“三点目”……あれ二転目どこいった?



もうマンマミーヤ昨今ハリウッドを震撼させた某プロデューサーによるセクハラ問題をイメージさせる内容でしたね。ラストは両手両足切断された“だるま”状態の恩師に最高のメロディーを聴かせる…というこの“完全勝利”をキメてみせて終わる感じ?(ついでに両者片方ずつになるしw)スカッとを通り越してちょっとホラーな感じもしますが……まあ制作陣のやりたい事、訴えたいことはモロに伝わって来てヒジョーにわかりやすかった。ある意味“表現に制限のない”ネット配信だからこそ出来る“強み”みたいなのも感じることが出来ましたし?セクハラ問題もそーですが、レズビアンを否定する輩へのバッシングとかも入ってたのかな……



あとはもう最初のどんでん返しの強引さ?恩師に会いに中国まで行ったところから既に計画は進行していたのか?音楽会場で同じ症状でぶっ倒れる男がおりますが、あれも本人に“同じ病気”だと思わせるための演出、だと思いたい。それにしても彼女がレズビアンとか、長期休暇を使って田舎へ一人旅……という偶然?が揃わなければそもそも計画を実行するのは難しいですし、それら全ても入念にチェックして下調べしていたのか?ここがちょっと曖昧過ぎですね。もしそうなら描いて欲しかった。だから結局強引、都合良すぎなシナリオ、と見られてしまっても仕方がないような気も。。。。



そういやチェロの演奏シーンってホントに演奏してるっぽのだけれどもいっぱい練習したんだろうか…


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