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パージ:エクスペリメント(2018)


【原題】The First Purge

【監督】ジェラルド・マクムーリー

【出演】イラン・ノエル レックス・スコット・デイヴィス ジョイバン・ウェイドほか

【あらすじ】

21世紀、アメリカは経済が崩壊し、「アメリカ建国の父(NFFA)」という新しい政党が政権を担っていた。NFFAは犯罪率を1パーセント以下に抑えるため、1年に1晩だけ殺人を含むいかなる犯罪も合法となる「パージ法」の施行をニューヨークのスタテン島で実験する。島のギャングのボスであるディミトリー(イラン・ノエル)は、愛する人のために島に残る。(Yahoo!映画より)





 
感想<ネタバレなし>






TOHOシネマ日比谷のスクリーン8のG席は脚が沢山伸ばせますが階段前の席は人が歩くとスクリーンと完全に被ると思いますラーチャえだまめです。いやー全国の「パージ」ファンの皆さま、大変おまんたさせ致しました!!もう4作目まで来てしまいましたアメリカの“深闇イイ話”の最新版!!思い返せばこの時誰が「ファイナル〜」「ソウ」に続くシリーズものになると想像していた!?「世界のベイちゃん」こと(手羽先屋ではございません)マイケル・ベイ×ジェイソン・ブラムという火薬×ホラーの最強プロデュースによる、完全防備のイーサン・ホーク家でバカな息子がやらかした為に悲劇に見舞われる記念すべき1作目「パージ」!!続く2作目「パージ:アナーキー」で一躍“パージの顔”と化した「なんちゃって傭兵」の我らがフランク・グリロが大活躍したかと思えば就職エージェントも度肝を抜く「なんちゃって大統領護衛官」に華麗なる転職を大成功させた3作目「パージ:大統領令」!!プラス只今アマゾンプライムにて配信中海外ドラマ「ザ・パージ」に思いっきりパロった「パージなナイト」とかいうZ級映画も誕生する始末!!?



そして今宵ご紹介する4作目となる今作【パージ:エクスペリメント】!!“The First Purge”の原題からもわかるようにこれまで誰も知らなかった「パージ法」の知られざる誕生秘話!?令和元年パージ元年!!……という比較的どうでもいい秘密が明かされるという、しかしながらフランク・グリロのシリーズ降板さらにはシリーズ3作で監督を務めたシリーズ生みの親ジェームズ・デモナコが監督から脚本に変わり正直なところ「どうしようかな〜。観に行こうかな〜。」などと若干迷った挙句に劇場へ足を運ぶカタチとなったのですが、なんなんだこのシリーズはこれまでシリーズ通して「安定的に面白いB級」をこれでもかとやって下さいましたがとにかく何が言いたいかというと4作目でついに


















「パージ法」に「ブラックパンサー」ブチ込んじゃった(笑)






はいつまりは今作も「安定的に面白いB級」をやってしまっているということなのです!!いやーコイツは驚いた、次回作では黒人メインのストーリーなんかな、くらいしか認識していなかったのがニューヨーク州スタテン島(ワカンダ)を牛耳るチャドウィック・ボーズマン似のマフィアの王(ブラックパンサー)が、「パージ法」執行により内部抗争(対キルモンガー戦)だったり凶悪な敵(元シールド社員)と闘いながら、愛する仲間、恋人、善良なる市民というファミリーを守る為に立ち上がる……ワカンダフォーエバーならぬ「パージフォーエバー」じゃないですかぁ!?



しかしそこはブラムハウス製作所、ネズミーとはやる事が違います


















「黒人にカネさえ払えば容易に殺人するだろう」






というクズみたいな発想で「パージ法」を運営し正当化しようと企む政府の白人クソ野郎集団の存在ですよ!?貧困で喘ぐ黒人市民達に「カネ」で半強制的に参加させ、それを自分たちはずっとモニター越しに観察してこれは分析結果と違うだのあーだこーだ好き勝手憶測を展開する腹立たしい事この上ない!?いやーあのクソ社員の鼻をどれだけひん曲げてやろうかと思ったことか!?






 
感想<解説>






事実結局のところ彼らがしたかったのは「パージ法」で心の奥に眠る残虐非常な“魂の開放”とかぬかしといて人口増加で市民を養えなくなってきたから「パージ法」で意図的に“人口削減”しちゃおうじゃないか、というどこぞの日本の政治家が発言しそうなアホらしいものであった!?…ということで間違いないですよねッ!!



で、その為に相変わらずアタマキメちゃってる「殺人狂」を送り出したり終いには元軍人たちを送り出し殺人を増やそうとしていた……しかし!!彼らにも“計算外”なコトは起こった















んな簡単に人殺しなんてするもんですかッ!!!(ペッ)






結局は皆“お金欲しさ”に集まっただけであり、協会に集まったりパーティー開いたり……俺たちはそーカンタンにゃあ“同族殺し”なんてしねえよ!!…という“仲間意識”といったものがニンゲンは強いんだ!!否この世の全ての生命体にも同様の事が言えるでしょう!!俺達は負けない!!政府の腐った政策なんかに!!俺らは俺らで“秩序”と“平和”を守り通すんだ!!ラブ&ピース!!!!……と、映画の中のマフィアは本当にいい輩が多いですね



まー正直な話この映画に反社会的メッセージとか、そんなもんは“たぶんない(笑)”単純な程の“ドB級”映画として楽しむのが一番正しいワケなんでありますが、後半から“一人ランボー”状態で恋人たちを守るため敵に囲まれたビルに潜入するブラックパンサー(そーいやお前名前なんだっけ)銃撃シーンだけでなくそこそこ迫力のある肉弾戦まで披露してくれるとは……その後近所のおばちゃんがためらうことなくナイフで敵をめった刺しにして「ええ……おばちゃん」って引いてしまいましたが。もう4作目なのに東京グールも嫉妬する相変わらずサイコパスの“マスクのセンスだけはいい(笑)”まだまだ“ネタが尽きない”というか、キャストでもなんでも変えりゃあいくらでもアナザーストーリー的なものが作れる“お手軽コンテンツ”な「パージ」シリーズ。好きな人だけ劇場で見ればいいシリーズと徐々に化しているのが嬉しいような複雑なような。。。。(笑)








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