【原題】Don't Breathe 2
【監督】ロド・サヤゲス
【出演】スティーヴン・ラング ブレンダン・セクストン3世 マデリン・グレイスほか
【あらすじ】
盲目の老人の家に盗みに入った若者たちが返り討ちに遭った惨劇から8年。老人(スティーヴン・ラング)はある少女の面倒を見ており、二人だけでひっそりと暮らしていた。ある日、家に謎の武装集団が押し入り、少女を連れ去ろうとする。危機が迫った彼女をめぐって、老人は自らの超人的な戦闘能力を駆使して敵と死闘を繰り広げる。
【感想】
『寝冷えが心配な季節になってまいりました』
どーもどーも味噌ラーメンと味噌煮込みうどんは似て非なるものですラーチャえだまめです。早速ですが本日はコチラの映画を拝見させて頂きました、“続編決定”のアナウンスが流れ気づけば4年の歳月が実は経っていたという？？あんなにヒットした前作、下手におにぎり温めますか？と聞く前にすぐにでもGOサインくらい出そうなところでしたが……さすがに待ち続ければ誰だって記憶の片隅に追いやられるも必然、いやしかしそんな4年後の2021年、突如として待望の新作がスクリーンに帰ってこようとは、これまさに“盲点”を付かれた……そう言っても過言ではないかもしれません。前置きが長くなりました
【ドント・ブリーズ2】！！！いやーもうすっかり“あの人は今”状態で精子と一緒に急速冷凍、あいや前作「ドント・ブリーズ」はもうそれはそれは日本でも大ヒットした「舐めてた爺さんが◯◯でした」のフザけたタイトルの火付け役、世に広めた代名詞的作品と言ってもいい！？しかももう一つのキャッチフレーズとして確か「音を立ててはならない」的なものもあったよね？？2年後の「クワイエット・プレイス」で完全に持ってかれた感は歪めませんが若い強盗が忍び込んだとある一軒家に住む「ブラインド・マン」が？へへ！目が見えないなら超イージーモードだぜ！！なんてチョーシこいた若者達の前に現れた“盲目の老人”が！？「目が見えたら200％見えなくても120％強」のそもそもの初期ステータスがインフレしまくっていた「最強の退役軍人」だった！？という若者泣かせのヤバいジジイでもう少し若ければ“近所の子どもたちが家に遊びにきていた“体でみかんでもおやつに渡すところを侵入者”である彼らをドンキの情熱価格よりホンキで血祭りにあげようとする容赦無用の恐怖の対象でしかないキラーマシーンから一転、一部のファンからは「爺さんは実は何も悪くない」爺さんを養護する層が激増したという、、、、
そんな人気者となった盲目の爺さんを演じたのは「アバター」で「た、隊長ーッ！！」のあだ名がついたご存知スティーヴン・ラング隊長ーッ！！現在製作中「アバター2」ではまさかの復活を遂げカムバックするというそんなアバターッ！？続く今シリーズでは「ブラインド・マン」ことノーマン・ノードストロームというホラー映画史に残るNEWキラーorヒーロー？？をこれまた見事に演じ舐めてかかった若者たちにも認知されるように……その後は比較的“強い爺さん”を演じることが増え今作のウォーミングアップとして「ヴェテラン」なる「エクスペンダブルズ」の二番煎じみたいなこれまた最強の退役軍人役を買って出ていたりと、そして今作で再びノーマンを演じるということで？盲目役の演技にさらなる磨きをかけるため自ら盲目のコミュニティ施設で演技指導を受けたとか
そんな気合たっぷりでお送りする「ドント・ブリーズ2」、ホラー映画の宿命かな今回ものの見事にアーノルド………
Schwarzeneggerと“同じ未来”に向かうことになるようです。
前作でヒロインの女性をレイプし過去失った愛する娘のクローンを再び爆誕させようと実は企んでいたというサイコな性癖まで披露してくれたノーマン。前作から8年後、今度は道端で転がっていた瀕死の赤の他人の娘を拾ってきて「私がマイファーザーだ。」と娘の脳内を洗脳し飼いならしていたという？？相変わらずじっちゃんのすることは容赦ないぜ！と金田一少年も落胆したのも束の間
意外と子育てに成功している(たぶん)
しかも？ノーマンが失明と引き換えに戦争で培った最強の“キルスキル”、その他武井壮ばりの“IF護身術”まで見事に習得しているではないか…？これはもうソルジャー化大成功、いや子育て大成功と言っても過言ではないのではないか＿＿＿？？「外には危険がいっぱいだ」と娘には常に外敵から身を護るよう口酸っぱく言っているのも？最近はお年寄りの交通事故も多発している現代社会において同じお年寄りとしての忠告、と見れば多少過保護のかほ子状態になるのも無理なｓ……そこへまたなんの因果かまたしても懲りずに自宅に侵入してきた謎の暴力集団！？
今作またしても我が家を荒らされてしまうノーマン。しかも今回は娘の安否確認までしなければならない「守るべきもの」が出来たノーマンにとって？娘の存在が「弱み」の一因になってしまい……対する暴力集団は躊躇うことなく殺人を犯すこれまたバイヤーなヤツで？？まさに多勢に無勢！！しかし相変わらず8年経っても「現役」は変わらず1人また1人と確実に仕留めるその姿に？しかも今回は完全に悪役の前作から娘を守るヒーローとして活躍する某デデンデンデデン映画さながらのカッコ良さも備えちゃってます。
彼らが金目のものなんてなさそうなノーマン宅にいきなり押しかける「理由」……まあそれが「娘を取り返しにきた」って話なんですけども。まあその親って言うのがですね、目クソ鼻クソレベルのペアレントなんでありましてですね「ジィジに拾われてよかったね娘」という！？今作のサブテーマとして「腐った親との絶縁」があると思うのですが、もうクライマックス笑っちゃいましたねー。親が重荷になってズルズルズルと介護という名の奈落に落ちるのを「腕を引きちぎって逃れる」という最高の演出で見事に映像化。親の血なんて関係ねえ、てめぇの人生はてめぇのもんだ……運命は変えられる(そう簡単にはいかないけど)
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