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ゾンビ・サステナブル(2022)


【原題】Wyrmwood: Apocalypse

【監督】キア・ローチ・ターナー

【出演】ビアンカ・ブレイディ ジェイク・ライアン タシア・ザラルほか

【あらすじ】

人類のほとんどがゾンビと化した近未来のオーストラリア。悪らつなボスに反旗を翻した兵士リースと反乱軍のメンバーたちは、ゾンビウイルス治療の鍵となる少女を救出するべく、危険な任務に身を投じる。(映画.COMより)










 
【感想】

『ちゃんと「SZGs」してた件』

 




どーもどーもラーチャえだまめです。早速ですが本日はコチラの映画を拝見させて頂きました



【ゾンビ・サステナブル】…!!!いやーまたしてもバカゲーならぬ“バカエー”案件臭いそれでもホラーに恋するバルセロナことホラー&ファンタジー映画の祭典「シッチェス映画祭」を我らがヒュートラ様とヒューマックスシネマ様が日本流にアレンジ「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」!!の季節が今年も到来でございますねー。今作はその選ばれし1本というこt















まさかの「カムバック」






誰が呼んだか世紀末アタタタタタタぁ〜!!!の金字塔「マッドマックス」を世に産み落としたオーストラリアが別の意味で「MAD」過ぎてあ痛たたたたたたぁ〜!!!な「怒りのデス」ロードならぬ「デス・ゾンビ」(意味同じやんけ!!)一部マニアの間で一瞬だけ話題をかっさらった「ゾンビマックス 怒りのデス・ゾンビ」から実に“6年ぶりの続編”が拝めるなんてぇぇ!?…と墓場から歓喜が聞こえるくらい(え興奮してんの俺だけ?…てことは俺はもう死んで…あべし)びっくら屁こきMAXサプライズじゃないですかあああああー!?



しかも前作でゾンビを車の「燃料」にするというWWFも頼んでもいないの無駄にエコ活動に貢献した功績が讃えられたとかいないとかで味を占めたスタッフが今回さらなる環境問題にまたしてもゾンビで無謀にも取り組んだ結果、今巷で話題の「SDGs」ならぬ「SZGs」(持続可能なゾンビ目標)を掲げてしまうという高畑充希もビックリのサステナブルな社会を目指した世紀末映画を生み出してしまいましたとさ…?というわけで観に行ったわけですが、これがまたまたどーして














これは想像以上に「サステナぶってる」ぜ!!






 




もうOPから電気もねぇ!ガスもねぇ!!ゾンビに囲まれドローンでぐぅ〜るぐる♫なこのアップテンポの良さ!?まぁ前作が日本で6年前に公開されたということで私














もうほぼ記憶にないんですが






いやいや細かいことは置いといて“意外な良バカエー”だった記憶だけはあるオーストラリア出身キア・ローチ=ターナー監督の“エセ・トニースターク”が大暴れする「サイバー・ゴースト・セキュリティ」もツボなんでありますが(アレもアレで色々とマジパネぇ)特筆すべきは「ココぞ」という“見せ場”で急にギア入ったかのように映像テンポがアガる「アゲアゲポイント」と言いますかジョージ・ミラーの“本家”にも引けを取らない___??これが豪流「最高にMAD」な演出……そして今作もそれが継承されていると言いますか抜群のテンポの良さ否“調子の良さ”否否















“バカさ加減”と“カッコよさ”の絶妙なバランスにニヤニヤが止まらない






しかし案ずるな受験生!?今作もちゃんと油絵にジャーマンポテト投げつけるよりよっぽど平和的「エコ活動」に専念している??たとえばホラ何もない自然公園の“そこらへんの砂利道”を行ったり来たり…え世紀末映画だってのに「なんだこの“規模の小ささ”は」って?エエやんエエやん低予算に逆らわず無理にデカく見せようとしない前作同様今作も「近所の森林公園でやってる」感アリストテレスなミニマムさは、もはや作品の愛着と化し…そもそも動画サイトのショートフィルムから生まれた作品ですからこの“アナログ感”こそこのシリーズの売りの一つと言えるのではないでしょうかぁ??



…とまぁバカなことを抜かしておりますが前作がヒットしてどっさりマネーが入ったのか前作よりは格段に予算はアップしているのはわかりましたけどね。そして規模をギュッと縮めたからこそ出来る「ハチャメチャな展開」相変わらず説明もないゾンビにメカゾンビにサイコキネシスなんでもござれなちょっとでもスキあらば観客を楽しませようというサプライズ精神の鏡。そしてイチイチ無駄にカッコいいガジェットにプロテクトアーマーにサントラそしてゴア描写。いやーこのシリーズは“カネの使い方をよくわかってらっしゃる”



あ、そうそうサイコキネシスと言えば前作で登場した主人公(ちょっと太った?)と人体実験の餌食となるも奇跡的に“ゾンビを操るチカラを得た”ミュータントとなった妹、そして前作で死んだかに思われたMADサイエンティストも今作にガッツリ登場。いやパンフレットには前作「ゾンビマックス〜」と“同じ世界線”とだけ書いてありますがー?ウルトラマンのチラ見せ竹野内豊より「ガッツリ続編」じゃねえか!!!(あまり知名度のないシリーズに“続編”とつけたがらない日本特有のアレか?)前作のキャストがまた揃って出演してくれるのは嬉しいですね。もう前作が気になって6年前の自分の記事も参考にしましたよ!双子の姉妹の兄って前作で若かれし頃の鶴兵衛みたいなボンバーヘッド男か。



でも私のようにほとんど記憶がなくても大丈夫「たとえ前作を知らなくても充分楽しめる」のでそこはご安心下さい!!だってほぼ本編「勢いとノリ」だけなんだもの……てなんかまた続編やる気アリストテレスじゃん?

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