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ゼイカム-到来-(2018)


【原題】Await Further Instructions

【監督】ジョニー・ケバーキアン

【出演】サム・ギッティンズ グラント・マスターズ アビゲイル・クラッテンデンほか

【あらすじ】

クリスマスに集まったミルグラム一家は、翌朝、黒いメタルのようなもので家が包まれ監禁状態だと知りパニックに陥る。リビングのテレビに「指示があるまで家の中で待機せよ」というテロップが流れ、この指示が政府による安全対策だと判断した一家は、その内容に従うことにする。







 

【感想】







『こんな時でも「母は偉大なり」な映画パート○○(笑)』







未体験ゾーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!どーもどーも、たい焼きは背びれから食べますラーチャえだまめでございます。…紹介する映画は















低予算ながらなかなかイイモノ観せてくれるじゃないの!!!!(*゚▽゚*)











いやー胸糞悪い!!︎実に胸糞が悪い(いい意味でw)これはこれはまたしても“アタリ”の部類なんじゃあないでしょうか!?「ゼイカム-到来-」でございます。



謎の地球外生命体(?)により「実家監禁」を余儀なくされたとあるカップルが体験する悲劇……という「密室系サスペンス」スタイルを最後まで貫き通していながら、これがなかなかどーして極限状態まで“追い込まれた”人間心理を突いた作風としてよく作り込まれており、そしてそれでいて「ヘレディタリー」を彷彿とさせるカレシの実家は
















とんでもクライシスな“ク◯家族”なんですねー(笑)












こりゃカレシも音信不通になるわ!!笑イヤイヤ乗る気ではないもののカノジョの説得に押され数年ぶりに実家に“ご挨拶”しに向かう2人。何の音沙汰もなく突然の訪問にもマインドの底から暖かく迎え入れてくれたのは母親だけ!?深々と椅子に腰掛ける元軍人の祖父に厳格な父親、もうすぐ出産予定の姉は皆口を揃えてアラブ系のカノジョに対し容赦ない「黄色人種差別」のヤジを投げかける!!すぐさまそれに反発するカレシであったが家庭内のパワーバランスに逆らう事は出来ず、2人は明くる日まだ日が登る前に実家を抜け出そうと計画するのだが・・・・














ん?なんやねん玄関塞がってまんがな…(・∀・)












どーゆうわけか謎の“黒い壁”に家ごと覆われたセカイ!?一体いつ?誰か?何のために?…様々な憶測が皆の脳裏を駆け巡る中、リビングに置いてある“一台のTV”のモニターから何かやら「司令」のようなものが映し出されて……



もー最悪ですねこんなク◯に毛が生えたような“ファッ◯ンファミリー”に取り囲まれながら自宅に監禁される…そんな状況の中さらにTV画面から送られる「司令」に「これはきっと政府からの緊急司令だッ!!」ととりあえず司令どおりに行動するよう命令する父親、しかし“何かがおかしい”と感じ始めるカノジョたちとの「対立」が勃発し家族とのカンケーがどんどん悪化していき……個人的には腹の底からムカつく家族が謎の「司令」により混乱し徐々に「崩壊」していくサマはヒジョーに見ていて爽快ではありましたが(おいおいw)こーいう時本来なら誰よりも一番に“頼るべき存在”である“ファミリー”としての機能が完全に失われ、次第に暴力性まで生まれる















「身内が一番恐ろしい」











という昨年ブームになった「身内系ホラーMOVIE」としてなんともイヤーな気分にさせてくれますね。まあ映画だから楽しめるのだけれども笑



そしてそしてクライマックスにはこれまたビックリ「鉄男」をやっているのですよ!!(塚本監督のアレね)しかもCGではなく「特撮」でね!!これにはホントに驚きましたしまあクライマックスの盛り上がりといいサイコーでごじゃいました!!私これは是非ともオヌヌメ候補のB級映画の一つにアゲさせて頂きます!!


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