スローターハウス・ルールズ (2018)
- ラーチャえだまめ
- 2020年4月8日
- 読了時間: 4分

【原題】Slaughterhouse Rulez
【監督】クリスピアン・ミルズ
【出演】エイサ・バターフィールド サイモン・ペグ フィン・コールほか
【あらすじ】
エリートたちが集まる全寮制の学校に転校してきた男子学生。ある日、敷地近くの穴から現れた恐ろしい生物と生き残りをかけた壮絶なバトルを繰り広げていく。 (ネットフリックス公式サイトより)
【感想(ネタバレなし)】

『こんな学校はいやだ→色々と情報量が多すぎる』
どーもどーも毎回左を向くと首が鳴りますラーチャえだまめです。今日はコチラの作品を拝見させて頂いたのですが【スローターハウスルールズ】。

「スローターハウス5 または少年十字軍 死との義務的ダンス」とは何ら因果関係が見いだせない只今ネットフリックスでのみ配信されている2018年に公開され日本では未公開&未輸入だったコチラの作品。これまでゾンビ、ポリ公、エイリアン、セスローゲン…っぽいエイリアンなどと意図的に遭遇し独自のセンスで生き抜いてきたサイモン・ペグ&ニック・フロストというコメディ映画界の“黄金のたれコンビ”の最新作……と言われれば、気になって致しかたがない方も多いのではないでしょうか??
それがどーゆーワケかこれまで日本に到来してこなかったわけですが、ティーン向け、とネトフリにジャンル分けされていながらとてもそうとは思えない何の因果かタイトルにもなっている「スローターハウス(食肉処理場)」なんて名前の学校に何の抵抗もなく勝手に学費を支払う親の顔が見てみたい送り出されるトホホな主人公の青年が学園一のマドンナと甘酸っぱい「学園生活」に甘んじようとしていたら地底から“巨大なハダカデバネズミ”が現れ学園が襲われてしまう_____うん全然意味わかんないですね

校長室から車椅子のハゲた先生が出てきてもおかしくはない広大な敷地とどこぞの魔法学校っぽいネクタイした学生数に対して校長とサイモン・ペグ教師一人だけ?なんとも摩訶不思議な学園生活が楽しめそうな予感が致しますね。しかもルームメイトにネトフリで今話題の「セックス・エデュケーション」に出演、親日家で最近北海道の雪山で何故かガンダムのコスプレ姿を披露してくれたのは嬉しいけど寒くないのかと冷静なツッコミを入れずにはいられなかったエイサ、ほいさ、バターフィールドが同じ部屋でどさくさ紛れにタバコ吸ったり酒飲んだりする不良少年と化したファンにはある意味嬉しい生徒だったら?いやーお顔はそのままで随分高身長ボーイになられましたね。「えんっっっっだぁーーーーーのゲーム」から見ておりますが年々なんかこう、目の当たりら辺が特に……
ユアン・マクレガーに見えて仕方がない

あれ、エドシーランじゃね?
っぽい生徒に「あ、コイツあとで絶対仲間になるやつ」ミエミエの生徒らと過ごす「素晴らしきスクールカーストの世界」。上級生の女の子に近寄っただけで校庭一周の刑?いやーそれは流石に“ガーディアンズ・オブ・ドーム”の生徒会特権乱用でしょうよ…。

いいえ刑務所です

「フルメタル・ジャケット」ですか?
しかしそれでもすぐ隣の森でニック・フロストがクスリをキメてるのと石油業者による環境破壊が進むくらいで前半はワリと何も起きない「学園生活」が描かれるのであります。慣れない校則と慣れない全寮制の生活に度々弱音を吐き出しそうになる主人公。そんな主人公にルームメイトのエイサが「セックス・エデュケーション」ばりのカウンセラーっぷりを披露するのかと思いきや彼もまた悩める子羊で……?
そこへ石油業者が開けた穴から巨大生命体が。何やら事情を知っていそうなのはやたら「イモータリティイイイイ!!!」と危うくそのままジョー!!!と叫びそうな校長にそれもそのはず元“地底世界(アンダーワールド)”の住人マイケル・シーンですからね。ほかにもサイモンとビデオ通話で毎度顔を見せる彼女がまさかマギカのハーレイ・クインのマーゴット・ロビー(「アニー・イン・ザ・ターミナル」でサイモンと共演した仲で?)監督は「変態小説家」でもサイモンとタッグを組んだことのある英国のシンガーソングライター兼ギタリスト兼映画監督として三足のワラジを得意とするクリスピアン・ミルズ。さらに当然今回もサイモンとニックはエグゼクティブプロデューサーとして製作にも関わっております。

と、言うわけで当然のことながら今回も“笑いのエッセンス”は充分効いてご期待いただけるとは思いますがそれ以上に気になる見かけによらずとにかく“グロい”点。見慣れている人ならなんてことない“日常”かもしれませんが「笑いながらアリの腕をもぎ取る的なブラックコメディ要素」があるのでその辺は苦手な方は注意したほうがいいかもしれません。前半の“モッタリ”したテンポになかなか出てこないクリーチャー、少々モルドール国の滅びの山の火口まで指輪を投げ込むたくなr……イライラしそうになるかもしれませんが、そこは後半できっちりご登場して“血のスクフェス”を開催してくれますゆえクリーチャーファンにも満足出来るのではないでしょうか。なんか終始漫画かTVアニメの実写版(「スクービー・ドゥー」みたいな?)っぽい感じだったな…。ちなみにもし続編やるなら

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