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スノーマン 雪闇の殺人鬼(2017)


【原題】The Snowman

【監督】トーマス・アルフレッドソン

【出演】マイケル・ファスベンダー レベッカ・ファーガソン シャルロット・ゲンズブールほか

【あらすじ】

オスロに初雪が降った日、1人の女性が姿を消し、彼女のスカーフを首に巻いた雪だるまが発見された。捜査を開始したハリー・ホーレ警部は、過去10年間で女性が失踪した未解決事件が多すぎることに気づく。やがてハリーのもとに、「雪だるま」という署名の入った謎の手紙が届き……。







 
【感想】

『ホラー映画見た後やったら嫌われるヤツ』

 







やぁ、ボクはラーチャ!!ギューって抱きしめてぇ〜!!!……とこの歳でも言ってみたかっ、、、、おやおや?俺まだ年齢的にジャニーズイケるん……



【スノーマン 雪闇の殺人鬼】!!!!このたった2文で全てのディズニーとジャニーズファンを敵に回しました嫌われる勇気100倍ラーチャえだまめと申します。と言うことで今宵拝見させて頂いた映画はコチラ、全世界で2000万部を売り上げたノルウェーの作家ジョー・ネスボによるほーれーそーれーめんそおれぇ〜でおなじみ「ハリー・ホーレ刑事」シリーズという、つまりは北欧の西村京太郎シリーズ的な(知らんけど)のまずは一番面白い回だけ映画化しようというSW戦法で7作目の「スノーマン」の実写映画化(日本では未公開)したサスペンススリラー映画でございます



ほぉー、北欧のミステリー作品ですか。北欧ミステリーといえば日本では銭湯行ったら指さされちゃう「ドラゴン・タトゥー〜」でおなじみ「ミレニアム」シリーズに探偵学園Qのリメイクかと思ったら全然違った「特捜部Q」シリーズなどなど……やっぱり寒いところはハートまでも冷え込む寒々しい嫌ーな猟奇殺人事件も多発してしまうのか傑作ミステリーのウラに潜む鬱傾向な物語も特徴的でありますが、もしかして今作もそれに準じた暗い内容なのか?と心配される方もいるかもしれません。がしかしご安心下さい、今作「スノーマン」はそんな暗いミステリーなのではなく読んで字の如く10年前からノルウェーで発生した連続誘拐事件の犯人が「雪だるま作ろ〜♫」と愉快に大きな雪だるまを現場に作りそれがダイイングメッセージでもなんでもないただの置物でかつ被害者でさえちゃんと把握しているのかさえ疑問過ぎる




























そして誰にも見られずに溶けて終わるぴえん













……やっぱり壮絶悲しいお話じゃねえか!!!









こなぁぁぁぁゆきぃぃぃぃ!!!降る中公園のベンチで酒瓶片手にうずくまる一人の男。彼の名はハリー・ホーレ。凄腕の刑事でありながらアル中で職場放棄も厭わないそして大のヘビースモーカー…。演じるは最近やったSFホラー大作で主役のエイリアンより見せ場を増やされた“マイケルファスベンダー・コヴェナント”のタイトルミスが判明してしまった我らが鉄兄ことマイケル・ファスベンダーその人であります。いやー相変わらずのノールックでもダンディハウス、免許がないので助手席に座り女性に運転させてもカッコいい。しかし酒に溺れ店前の路上で寝ちゃうわ妻とは離婚し息子と会う日をいつも楽しみにしているも慣れなれしく近寄ってくる妻の再婚相手が邪魔で仕方がないプライベートはズタボロであります。



それでも鋭い洞察力と長年の経験から導き出す推理力を武器に難捜査に挑む名刑事、と言ったらデフォルト過ぎるか?そして最近“イーサン・ガール”に就任したかと思えば宇宙で異星人と戦ったり「シャイニング」の続編でキシリクリスタルハァーー……最新作でついにティモシー・シャラメの母ちゃんにもなってしまったスウェーデンが生んだトップ女優レベッカ・ファーガソンがその相棒刑事として登板。ほかにも3代目親愛なる隣人と初代隣人との関連性をきっぱり否定したJ・Kシモンズにトビー・ジョーンズ、クロエ・セヴィニー、そしてなんだか急に痩せて余計に年老いて見えてしまうヴァル・キルマーという、これはなかなかに豪華過ぎるキャストじゃあありませんか??



被害者の共通点は「夫婦円満とは程遠い子持ちの女性」という、これまた弱きを助けとは正反対のそれ以外の関連性がなかなか見えてこない。ハリーたちの捜査も難航します。そこへまた次の被害者が……と言った“王道サスペンス”的なノリで物語が進行。ノルウェーの首都オスロが舞台……もしかしたら初めてお目にかかれたかもしれない宮殿みたいな都庁みたいな建物にちょっと異世界ファンタジー感あるノルウェーの美しい都市や自然を垣間見ることが出来ます。



というのも監督は「ぼくのエリ」で脚光を浴び「裏切りのサーカス」が高く評価されたスウェーデンの奇才トーマス・アルフレッドソンということで。「裏切り〜」が予想以上に色々と裏切り過ぎてストーリーが全く意味不明だったのですが、それに比べれば本作も多少複雑さはあっても「まだわかりやすい。」比較的内容はスゥーっと入ってくる感じ?ただその前2作に比べて明らかに作風が変わったような気がしてならないここへ来て































作りがチャチーン










演出やキャストの使い方、キャラの掘り下げ方、音楽の使い方に至るまで同じ監督とは思えない腕が鈍ったのか?特にそう思ったのが中盤以降、ハリー達が犯人に振り回されて思わぬ「大きな遠回り」をし始めるところですよ!!いや原作通りにやっただけかもしれない、しかし犯人への糸口があまりにも乏し過ぎるというか、そこから真犯人が登場してもあまりに「とってつけた」ような、なんかほかにいい犯人思いつかなかったから「せやお前が今日から犯人や!!」的なノリで急遽犯人役に選ばれたキャストが急に演技を変えてきたみたいな変な違和感?サイコパスを描きたかったのだろうか、結局誰でもいいから復讐したかった的な?そもそもその動機じゃ「夫婦円満とは程遠い子持ちの女性」を襲う理由すらなっていないという、、、、その辺もよくわかりませんでしたね



























だいたいユニバーサルのロゴが雪だるまじゃない時点でおかしいと思ったんだよ!!!















ファーガソンが黒のソックスをゆーくり脱ぐ所が本作のピークです(なわけ)









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