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スキンウォーカー(2018)


【原題】Lifechanger

【監督】ジャスティン・マコーネル

【出演】エリツァ・バコ ローラ・バーク レイチェル・バンダザーほか

【あらすじ】

人間に寄生し命と記憶を奪い取る謎の生き物は、かつては一つの体で何年も生きることができたが、最近は数日で体が朽ちるようになっていた。絶えず誰かに成り代わるしかない生き物は、いつも同じバーで会うジュリアに心を奪われるが、同じ姿を維持することも正体を明かすこともできない。しかしあるとき、ついに自分の思い描いた関係を持つことができる。(Yahoo!映画より)






 
【感想(ネタバレなし)】

『無責任過ぎる「101回目のプロポーズ」??』

 




どーもどーも外国映画でスマホの着信音が決まってマリンバなのが気になるラーチャえだまめです「未体験ゾーン!!!」……またまたこのお時間が、やってきて、しまいましたぁー今宵ご紹介する未体験はー?



ゲテモノ好きなZ級オタクならぬ“スキンウォーカー”に恋は難しい??他人の“肉体”と“記憶”を乗っ取りながら生き延び続けるドナルド・サザーランドもラストに「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」してしまう「ボディ・スナッチャーズ」を彷彿とさせる未確認生命体の恐怖!?と思ったらあのホラー界の巨匠ジェームズ・ワンさんが「泣けるホラー映画」として“太鼓判”を押したとか言うので観たくなっちゃじゃない【スキンウォーカー】!!!



いやーあのワンさんが“面白い”って言うなら気になっちゃうじゃないですかーまぁどこの情報かは定かではありませんが米映評サイトロッテントマトでもなかなかの高得点をマークしたらしい、ほぉーそれは俄然気になりますねー“泣ける映画”だなんて、またたいそうなこと言っちゃってまぁ……スキンウォーカーだかなんだか知りませんがそんな“彼”に私は心から伝えたい

















アシュトン・カッチャーを見習え






役ですよ?プライベートのアシュトンは最近ちょっとヤバいので真似できませんが(笑)他人のカラダをコピーすることで“半永久的に生き続けられる”特殊能力?インヒューマン??ジェニファー・ローレンスの従兄弟か何かですか?とにかくOPから時既にやすし遅しのベッドから起き上がる一人の女性。その横にはイムホテップに生液でも吸われたみたいに干からびた女性の死体が___。



性別年齢すら自在に“乗り移る”ことが可能なスキンウォーカー、最近年齢のせいか徐々に“乗っ取り時間”が短くなりつつあり、なんとか薬物投与で時間を伸ばせても早く次のカラダを見つけないとカラダが壊死して最終的には死んでしまう。乗っ取られた人は必ず“死ぬ”。それでも殺しは嫌でも“生き延びる為にやむを得ず”人を殺める日々。同族はいない、ほかに相談出来る仲間もいない、これまでずっと“孤独”だったスキンウォーカーだがある日“乗っ取った”男と付き合っていた、とある女性と出会った事で彼の運命が変わる。スキンウォーカーは彼女の事が忘れられなかった。決してカラダは変わっても“彼女への想い”は変わることがなかったのだ。



彼女は決まっていつもバーのカウンターに座っている。毎晩“違ったカラダ”で彼女に会いに行く。毎晩“はじめまして”の挨拶をする。彼女とはもう何回も出会っているというのに……。真実を打ち明けられない哀しみ、カラダは変わってもそれでも彼女は“変わらずいつもそこにいる”____スキンウォーカーの儚くも一途な恋の行方は………という




















自分の恋……でもない“他人の記憶”から勝手に生み出した“他人が愛した人”となんとか結ばれたくて無責任に人を殺しまくる無責任ヒーローの話







だったんですねー。もう一体これまで何人もの罪のない人を殺してきたのでしょうか??OPから既に始まる“自分語り”で少しでも視聴者に同情心を煽らせ“悲劇の主人公”感を演出×結ばれない恋という哀しくもロマンチックな話にしたいようですがその主人公が“言い訳がましく”人を殺しまくるただのサイコパスなのだから感情移入もク◯もありません(笑)いやせめて乗り移る対象を悪人オンリーにするとかだったらまだダークヒーロー的な擁護が出来るかもしれませんがなりふり構わずですからねぇ…。



ー徹底的な“男目線”で作られた映画でありますが、スキンウォーカーの過去とか背景をちゃんと描いていないので余計に感情が伝わりづらいんですよね。そんでもって「キミの事がずっと前からす、好きだあああああああ!!!!」とか言われてもねぇ……あんた幾つよ?(笑)実年齢はもうだいぶご高齢なんじゃないんですかー?しかも彼女の“今カレ”のカラダを乗っ取って近づくとかセコいと思いません?そこはカラダに頼らないで“自分の意思”だけでせめて彼女を振り向かせろよ!!!アナタにそういう気持ちはないんですか?っていうゴメンナサイはっきり言って


















キショイです(笑)






これの一体どこに“感動要素”があるというのか……私にはただの“無責任なストーカー男の話”にしか観えませんでしたねぇ。しかもラストもめちゃくちゃ最悪な終わり方(笑)それまでの話はなんだったん??それこそ“誰も報われない”何蝶が羽ばたくみたいにキレイに締めようとしてんのよ!?結局我々は何に付き合わされたというのか……前評判が全く当てにならないのも「未体験」の醍醐味なんだよなぁ〜!!





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