【原題】Jennifer's Body
【監督】カリン・クサマ
【出演】ミーガン・フォックス アマンダ・セイフライド アダム・ブロディほか
【あらすじ】
学園一美しいジェニファー(ミーガン・フォックス)と内気なニーディ(アマンダ・セイフライド)は、幼なじみで同じ学校に通う親友同士。しかし、ある事件をきっかけにジェニファーは急激に美しさを増し、学園中の男をとりこにしていく。一方、町では凄惨(せいさん)な殺人事件が続発しており……。(Yahoo!映画より)
【感想(ネタバレなし)】
『直売所どこですか?』
…さあ皆さん!!本日はコチラの商品をお届けしたいと思います!!見て下さいこのなめらかな、、、、ボデェェェーーーーーーー!!【ジェニファーズ・ボディ】
……よし。え違う?おいそこのキミ、そんな事はこのおじさんにはお見通しなのだよ……?キミは本当はこんな排他的ブログを読みたいんじゃない、いいや「ジェニファーズボディ」なんて映画が見たかったわけでもない
ミーガンフォックスのボデェーが見たかったんだろおおおおおおおsdんl.dslkんdんldpkdms…!!!!!!!
世界のタカラトミーもビックリな「トランスフォーマー」で「世界一エロいボンネットの開け方」を披露して全世界のメンズが男性ホルモンを送受信し過ぎてバッテリーがパンパンに膨れ上がっ……しかし破壊神ベイちゃんの悪口を言ったとかなんとかでベイちゃんではなく制作スタッフに嫌われ「ダークサイドムーン」以来お声がかからなくなり最近では人面亀との交流以来大作映画でめっきり見る事がなくなってしまったミーガン・フォックスがその全盛期に出演して大きな話題になった今から1、、11年前!?てことはミーガンを知らない人もいるってことか……「ジェニファーズ・ボディ」を拝見したのですが
本当は派手に踊るのが大好きなアマンダ・マンマミーア・サイフリッド演じる地味目女子のアニータには幼い頃からの親友ミーガン演じるジェニファーがいた。ジェニファーはアニータとは正反対で学校では人一倍男子からの目線を総ナメにするまさに学園のマドンナ的な存在。そんなジェニファーはアニータにとって「自分にはない」魅力に包まれた憧れの存在であり、そして何より大切な「マイベストフレンド」であった。それはジェニファーも同様で今日もアニータはカレシの説得も無視しジェニファーと2人だけで街に唯一あるバーに遊びに行くおしどり姉妹っぷりを披露していたのだが……そこで起こった未曾有の火災が2人の歯車を大きく変えていく事に……。
というより正しくは“ジェニファーが大きく変化”だったワケでありますが、意識がもうろうとするジェニファーを“介護”の大義名分のもとバンに連れ込むバンドマンに力では抗えずに泣く泣く一人で帰宅することになったアニータですが、突如目の前に全身血だらけとなったジェニファーが現れたかと思えば口からシンビオートは吐き出すわ獣のように冷蔵庫のものをむさぼりつくわ明らかに“何かがおかしい”と恐怖のあまり硬直状態のアニータ。しかし次の日“何事もなかった”かのようにケロッとした顔のジェニファーが隣の席に座ってきたじゃあありませんか
変化したのがアニータの方だったら逆に面白かったかもしれない??元から小悪魔JKがただの悪魔になっただけ、というあまり変化が感じられないかもしれません。しかし美輪明宏もピンクオーラ過ぎて髪の毛がピンク色に染め上げる危険性もある全身“歩く女性ホルモン”化したジェニファーが美貌を保つ栄養素となる新宿美容外科のドクターも驚愕の“メンズエキス”を吸い取る為に学園のマスカキボーイズ達を次々に襲いはじめてしまう展開はなんだか7、80年代のエロビ……学園ホラーを彷彿とさせる昭和ホラー感がありますねー。
そして親友のジェニファーをなんとかしようと学校の図書館で見つけた悪魔祓い書など(どんな学校だよ)を片っ端から読み漁りなんとか事態を終焉させようと奮闘するアニータの活躍も見どころでございます。
そして皆さん口に出さずともジェニファーいやミーガン・フォックスの“ヌーデ”を期待している野郎どもには見事に首から下は映らないので鼻の下を長くして待っていてもあまり意味はないぞ性少年!!むしろPG12の割に際どいグロさの方が目立っておりますのでご注意下さいまし。
ジェニファーがホバーボードに乗って挑んだとかないとかアニータとの「決戦」。しかしながらぶっちゃけジェニファーだって言ってしまえば立派な「被害者」の一人。私欲の為に彼女を生贄に捧げる歌声だけはキレイな腹黒いバンドマンがとにかく見ていて不快なんですねー。しかもソイツらに第一の殺意なり復讐心なりを燃やしてなんとかしてくれるのか思いきや、アニータはそれよりジェニファーをなんとかしようと頑張るワケですよ。そりゃ確かに自分のカレシすら食われる事態に発展しかねない危機感から真っ先に彼女を止めようとする気持ちはわかります
しかし彼女の“息の根”まで止めようとする前にまずバンドマンを野放しにしていいのかと、故にずっと野放しにされ続ける“蚊帳の外”状態のバンドマン、いや“チャラい兄ちゃん”達に猛烈なまでの怒りがこみあげてくるわけですね。しかしもしかしたらそれは作者の思うがままに感性を刺激されてしまったのかも?男にいいように弄ばれた女性が、逆に私欲の為に男を弄ぶ……ガールによる「メンズへの復讐劇」と捉えることも出来るかもしれません。ただ先に言ったバンドマンより先に親友のジェ二ファーにとどめを刺そうとするわけですから、“憎き男”より“親友との絶交”を選んだ訳で、、、、ずっと親友だと思っていた、けど目には見えないくらいに内心はちょっとずつ変わっていたんだよ。そう、それは“怪物”になる前からね、、、、、なんていう見方も出来てしまう訳です。いずれにせよ「ガールファイト」「イーオン・フラックス」とこれまで“女の戦い”を描いてきたカリン・クサマ監督の女流監督ならではな描き方だな、と思いましたね。
当初ガモーラ役にアマンダの名が上がっていたようで、もし彼女が役を断らずそのまま演じていたら結果的に緑色のマンマ・ミーアが拝める、いや既にこの頃から「ガーディアンズ〜」が結成されていたかもしれませんね。え?
あの頃君は若かった(スターロードの場合)
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