top of page

ザ・マザー 母という名の暗殺者(2023)


【原題】The Mother

【監督】ニキ・カーロ

【出演】ジェニファー・ロペス ジョセフ・ファインズ オマリ・ハードウィックほか

【あらすじ】

軍隊仕込みで凄腕の殺し屋は、生まれたばかりの娘を愛するがゆえに手放し、自身も姿を消した。だが、報復の魔の手が娘に伸びたとき、彼女は冷酷非情な犯罪者たちに立ち向かう。(ネットフリックス公式サイトより)









 
【感想(ネタバレなし)】

『ベスト・オブ“脳筋”マザー』

 




どーもどーもキャンドル・えだです。今日はコチラを拝見させて頂きました



【ザ・マザー: 母という名の暗殺者】!!!いやーNetflixのアクション映画も豊富ですからねー。主演はベン・アフレックと最近“20年越しの復縁”がネットニュースになった歌姫ジェニファー・ロペス。……が黒光りマスクで悪党を退治する彼氏に触発されてかいないのか自身も“暗殺者”の傍ら“タランチュラ”を名乗る悪の武装集団と死闘を繰り広げるアナコンダVSタランチュラ-マザーフ◯ッカーの誓い-!?「ダークヒーロー」っぷりを披露してくれるばかりか、たった1人の「愛する娘」を悪党の手から何がなんでも死守する“史上最強の母カアチャン”を見事に演じているというですねー。……乗っけからこう言ってはなんですがこういう我が子を守る最強の親を演じる俳優って自身のプロモーションも当然含まれてると思うのですよ。要はイメージアップってやつ?“いいママ”を世間に売り込む為の……まさにこれ以上ない“ベスト・オブ・マザー”映画と言っても過言ではない!?…と思っていたらですよ











“脳筋”デデンデン映画の間違いだったでござる。






 




FBIもてんてこ舞いの凄腕の殺し屋(名もなきMoter)はかつて娘を身ごもるも武装集団にお腹の中の娘もろとも命を狙われ、娘の身を案じた殺し屋は無念にも“親権放棄”を選ぶほかなかった___。それから12年後、里親の元で元気に成長した娘の身に今再びの魔の手が…!?かつて全米ヒットチャートを独占しアマゾンのアナコンダも仕留めたジェニファー・ロペス、当然敵に見つからぬよう都会で隠居生活……なんて甘ったれた生活に身を投じる訳もありませんシカを狩って北の山小屋でサバイバル生活……あん?オオカミだってぇ?野獣だろうと













“マザードアイ”で威嚇






そこへかつての同僚(恋仲)から一通の手紙が。それは生まれてから未だ“一度も顔を合わせたことのない”娘に危険が及んでいることを意味していた…?早速娘の下校時間を狙って













“双眼鏡(ライフル)で偵察”





お、おぉおおッ!?こ、これは……なんとも“母は強し”の一言でまとめるにはあまりに“筋肉の質が高すぎる”御年53歳バッキバキの肉体美でライフルをズドーン!敵に見つかり車の下にササッ!!そのまま車体を突き破って下から乗車…ぬぬぬ!?どんだけ怪力あんだよ!!そのあとも全速力で走ったりバイクにまたがったり大忙しのセレブ、あいやロペス














花嫁の投げたブーケとぶっ飛ぶ悪人のカットを交互に見せるとか脳筋じゃね?





クライマックスで敵と互いに持ってる銃をわざわざ投げ捨て拳でやり合うとこまで素晴らしき“脳筋映画”ですねこれはー。監督は実写版「ムーラン」のニキ・カーロ。一丁前に女性の強さを描くのは伊達じゃねえ?でもって今作では“女性=母親の強さ”にスポットを当て、面白いのが娘を救ってENDじゃないんですよ。“救ってから”その先が結構メインになってくると言うか。それはつまり「命が狙われる娘に、母親(暗殺者)としてしてあげられることは何か」コレなんですねー。いくら最強の母と言えど多数の敵相手には闘うには限界があります。そこで次に考えられる術は













これが“答え”です。





これぞ“筋肉教育”!?12歳の娘に無免許運転はさせるわスナイパーライフルの撃ち方を短期間で完璧に身に付けさせるという!?数学なんて教えてる場合じゃねえ“命を守る術”これぞ母なる者が伝える最たるもの!?













てかさっきから“敵”って誰なん?






「何故娘の命が狙われるのか」サラッとすぎて全く説明になっていない!?ストーリーはもう「母が敵から娘を守る」これだけッ!!という厚切りジェイソンも驚愕の骨太単純映画。その執拗に親子をストーキングするトゥーフェイスを最近見ない「キリング・ミー〜」のジョセフ・ファインズ、ほかMCUで狼男を演じたガエル・ガルシア・ベルナルにロペスとアーティストコンビのコモンかと思ったら全然違った同僚にオマリ・ハードウィックなどなど……



余分な脂肪を排除したストーリーは確かにシンプルすぎて一捻りくらい欲しい所でしたが、腕っぷしの殺し屋が娘にどう愛を伝えればいいか葛藤したり、ホントは一緒に暮らしたかったけど職業柄娘を手放さなければならない辛さとか、仕事に追われ娘との幸せな時間を犠牲にしてきた、全てのシャカリキウーマンに捧ぐ応援歌?そして「決して離れていても、いつもどこかで母は見ている」と言う鷹もビックリの“母の目”。そうロペスの目ですよ目!!!これが一番印象に残りましたねぇー。

0件のコメント

関連記事

すべて表示
bottom of page