サクッとレビューその8「ビハインド・ザ・ドア 誘拐」
- ラーチャえだまめ
- 2022年11月2日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年2月25日

『「ソウ」だとこれでも油断できない系』
【サクッとレビュー(ネタバレなし)】
どーもどーもラーチャえだまめです。早速ですが本日はコチラの映画を拝見させて頂きました
【ビハインド・ザ・ドア 誘拐】……ふったつの心♪いまこの瞬間に〜♪……ガールネクストドアみたいな名前しやがってチックショおおおおおー!!!と思ったら将来を誓い合った(?)マイベストフレンドと二人揃って誘拐事件に巻き込まれるも誘拐犯が弱小過ぎてなんとか一人で太刀打ち出来ちゃった「偶然の確率」過ぎる異色のサスペンス?現在渋谷ほか開催中「シッチェスファンタスティポ…(最後までちゃんと言おうかー)」で前回ご紹介した作品とハシゴして見たコチラの映画。OPからなんだか「ボーイミーツボーイ」感アリストテレスな(何故淀んだ瞳でものを見てしまうのか)いやなんだか予告で「ただの児童誘拐事件と思うやん…?」とか、あらすじにも「彼らを襲った正体とは…?」みたいなクサ!なんかクサ!!!な「何か」を期待してしまっていたのですがケツのロン

「どおってこたぁない。」ごくごくフツーの誘拐サスペンスでありましたね。いやなんでそんな書き方した?実は誘拐されたんじゃなくて……とか、親友は実はもうこの世に……とか、あ先に期待してた方ゴメンなさいそんなことはありませんよ?
いや、まあやりたいことは「面白い」とは思う。要は

“運動神経抜群”子役vs“弱小”犯人
誘拐犯があまり強くないタイプで序盤で形勢がひっくり返る。運良く危機を一旦免れることに成功した少年が地下に幽閉された親友を助けるために奮闘する。ただ逃げ惑うのではなく犯人に逆に立ち向かっていく展開は面白いのですが、それも思い返せばマコーレーカルキンカルキンって大先輩おるしな……車の発進方法もわからんしナイフを引き抜くのに刃の部分素手で握って手切るとかわかるやr……子どもだからわからんよな〜的な“はじめての生還”を見ているようで面白さはあります。
誘拐ものに「コップ・カー」つい最近だと「ブラックフォン」的なボーイ×ボーイの友情物語パウダーをパラッと塗したような感じと言えば伝わるかな?

あとモロパ◯リの「シャ○ニング」
「ゴジラファイナルウォーズ」のネオ松岡ばりの「まんま」やんって言う……
序盤から終始ハラハラドキドキ。少年の心臓の鼓動と連動したサウンドでさらなる緊迫感を演出。少年だからって容赦がない犯人の冷酷さに子役だから「絶対に死なないだろう」という読みが徐々に揺らぎ始める…。コメディ要素が一切ない(あるとすれば序盤の犯人の自滅っぷりだけか)若干のツッコミどころもあるものの、一軒家の中という極狭エリアで最後まで緊張感をもって見ることが出来ただけ良作かもしれません??
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