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サクッとレビューその20「イカロス 片羽の街」


『憧れの先生からテスト中にさりげなく貸した本が返ってきた時のトキメキは異常』

 
【サクッとレビュー(ネタバレなし)】




どーもどーも元カノが秦基博好きと知りカラオケでめっちゃ歌練習したのにあれこれ話聞いたらそれ藤井風やないかいラーチャえだまめです。漢字3文字しかあってないからぁ〜!!!(泣)というわけで本日はそんな縁ですっかり私のカラオケのお箱となったそばにぃいぃ〜たいよぉ〜!!!!らしいから側に居させてあげて秦基博の歌が原作のコチラ



【イカロス 片羽の街】!!!いやー前回唐突に故郷が恋しくなりみっけた“横浜を舞台にした映画”その名も「ヨコハマ物語」が意外と面白かったー、とココで取り上げましたが、まだまだあったんですねぇーハマを舞台にした映画が。しかも今回は去年公開されたばかりの?新作映画。横浜市青葉区で育った秦がメジャーデビュー前に横浜で弾き語りライブをしていたという縁から今回“横浜×新曲「イカロス」”にインスピレーションを受けて3本のショートフィルムを製作、まとめたものが本作「イカロス 片羽の街」というわけなんですね〜。



1本目の「トイレのハナコ」……いきなり横浜と言いながら“中区福富町”という呑んだくれのオアシス“ハーモニカ横丁”とホテル街紹介するとはハハハ……ディープ過ぎるやろ(汗)え、クソ狭い電話BOXの中でカップ麺喰うなら西公園で食べた方がよくない??ラブホに泊まるならビジホか満喫行こうよ……その辺がリアルじゃないというか「こういう画が撮りたい」が先行してるような気も。確かに満喫じゃ“ドラマ”感は少ないけど(あのラブホ知ってる…?)1本目から結構ズシンと重いストーリー。性格腐ってる人間からすると安易なお涙頂戴劇のように見えなくもない。いや、やっぱり自分が腐ってるだけでした…!!?



2本目は「豚知気人生」……なんて読むんですか?トンチキジンセイ?頭の壊れた破天荒親父がある日突然駅のホームで自殺。生前あんなに恨んでいたのに……という残された息子のお話。まぁ1本目と同じ暗いテーマではあるが、こちらはガラリと印象を変えてコメディチックに仕上げております。しかも生前親父から「男の癖に女々しいわー!!」って禁止されていた人形に死んだ親父がまさかの「転生」??しかもミニブタ!!はじめは「生前の恨み」と題して無抵抗な人形の親父に復讐する息子であったが……個人的に3本の中でコレが一番しっくりきた、というか1本目は暗すぎるし、次にあげる3本目はちょっと詩的すぎてなんだかなーという印象。がしかしこの回が一番“横浜ロケが少ない”……パシフィコ横浜だけ!?



その3本目の「十年と永遠」……あんな先生いたら惚れてまうやろおおおおーー!?(えだ氏チョロし)昔マイネオのCMに出てた葵わかなが高校教師役!?……いやあんな先生おったら絶対クラスの男子の1人くらいは背伸びした憧れ、片想いの的になってもおかしくない、しかし彼女には十年もの間亡き元カレの痕跡を未だ現世に止めておこうと過去の思い出に囚われていた……。同じ秦基博つながりの「言の葉の庭」系ですねコレ。教師と生徒の叶わぬことが分かっているのに期待しちゃうんだよな〜コレが。「俺の何が駄目なんですか!」「まずは1人で稼げるようになったらね。」おま、絶対青年諦めんからな!?男舐めんなよおー!?



楽曲のテーマは“喪失”。もうお気づきの方もいるかもしれません、だからって3本とも「死別」にする必要があったのかと問いたい。死人の歌じゃああるまいしそこがさー、なんか安っぽいというか一昔前に流行った“彼氏・彼女が何かしら余命系”お涙頂戴邦画のソレを踏襲してる感じがして勿体ない。3本ともそれぞれ監督が違うから雰囲気とか全然違って楽しめるし、特に3本目なんてこれも最近リバイバル上映されて世間でゴダールゴダールうるさいからなんちゃって感化されちゃう系インフルエンサーのウケ狙……



否ジャック&ベティ!!!ほぉーまさか映画に登場するとは!!確かに大岡川周辺と言えば忘れちゃいけないスポットですよねー。横浜と言えばシネマリン、今は無きニューテアトル、そしてジャック&ベティの横浜3大ミニシアター(いや昔はもっとあったわ!)横浜観光に来た際はぜひとも足を運んで下さい。マジで昭和レトロな雰囲気が残るサイコーにイカした劇場でエモさMAXになれますから!?ちなみに本作はそこで上映されたの?もう1本くらい欲しかったなー。いやしかし秦基博の新曲全然ノーマークだったわー、なんならドラえもんの歌と「rain」しか知らないんですけどね…?(お前は秦基博を語るな)


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