サイバー・ゴースト・セキュリティ(2018)
- ラーチャえだまめ
- 2020年1月31日
- 読了時間: 4分

【原題】Nekrotronic
【監督】キア・ローチ・ターナー
【出演】モニカ・ベルッチ キャロライン・フォード テス・ハウブリックほか
【あらすじ】
古来より悪魔と死闘を繰り広げてきたネクロマンサーが、悪魔をインターネット上に封印するが、悪魔はネットを介して人類を操ろうと画策する。一方、架空の幽霊を捕獲できるというスマートフォンのARゲームアプリで遊んでいたハワードは、なぜか本物の幽霊が見えるようになってしまう。謎のゾンビに襲われたハワードは、ネクロマンサーの生き残りを名乗る集団に助けられる。(Yahoo!映画より)
【感想】

『ドライアイの逆襲』
どーもどーもラーチャえだまめです「未体験ゾーン」!!いやー皆さん、悪霊もついに「スマホでおゆきなさい」してしまう時代に突入してしまったかもしれない【サイバー・ゴースト・セキュリティ】!!
チョビ髭生やしたボイド・ホルブルック主演かと思ったら全然違う俳優でしたいやー私大変ビックリでございます古代より人類と散々ないたちごっこを繰り返してきたデーモン小暮閣下も時代が変わりいい加減現世で地道な布教活動するのは効率が悪いと悟ったのかはたまた「シュガーラッシュ」からヒントを得たのかみんな大好き「インターネット」の世界に殴り込んでしまったという……今や我々の生活に無くてはならないものに寄生するというみのもんたもビックリな魔界奇想天外なその手があったか!!いやコレは人類も一本取られましたねッ!!手始めに新型のゲームアプリを開発し街中の一般市民に流行らせちゃうそうかそうかだからポケモンGOは悪魔の回し者なのk、

そこへやって参りましたデレデレ〜デレ〜♬デ〜モンバスタ〜ズ!「ネクロマンサー」と呼ばれる古来より悪霊退治を生業にして生計を立ててきた輩が悪魔がIT業界に参入ならこっちも「新型兵器」で対抗だぁー!!とネットから悪霊を吸い寄せ全身「GANTZスーツ」に身に纏い「3Dプリンター」と呼ばれる最新兵器を用いて悪霊を具現化しレーザー光線で悪霊退散してしまおう…エクソシストも目が点のすごいでしょう

なかなかブッとんでるっしょ?
監督は「ゾンビマックス! 怒りのデス……今あっ、てなった人もいるでしょ?(笑)あの「某MADな映画」に便乗した作品と思いきや蓋を開ければ本家同様なかなかのぶっ飛び具合(いきなりゾンビを超能力で操る等)で私も結構前に見ましたが未だに鮮明に記憶に刻まれておりますその世界観を今度は「悪霊退治」×「サイバーパンク」と異色の組み合わせで実現していると言っても過言ではない、改造ワゴンは「ゴーストバスターズ」を連想させ悪魔がケーブルを使ってネットの世界を経由し一般市民がスマホから一瞬で悪魔と化すのは「マトリックス」を彷彿とさせる、その他あまたなSF作品の要素をコレでもかと悪霊退治にブチ込みまくった、そんな映画なんですねー。

カギを握るのは悪霊の親玉の息子であり中年になるまで自分に悪霊に対抗しうるフォー……チカラを持っていた事さえ気付かず生活していたハワードという男。ちなみに彼の母親はモニカ・ベルッチというフランスを代表するスターがまさかこんなB級映画、、、あいやなかなか楽しそうに演じておられました!!
ハワードの内なるチカラが解放されてからというもの相棒は死んで霊体になるわ味方のハンター達もわりと散々な目に合うわで我々はついついこんな風に感じてしまうかもしれません

3Dプリンターがすげぇだけじゃね?
何度も死活問題レベルのミスを連発する主人公があんまり使い物にならない点や勢いよくスタートする序盤から中盤以降一気に失速気味に陥るストーリーがやや気になります。この手のハチャメチャヒャッハァー!!映画に急なシリアス展開はいらないような気もしますね。あとくれぐれも「インターネットの世界に入って戦う」わけではないところもご了承下さいまし。
まぁそれでもB級ながらなかなか壮大な展開にもっとやりたかったんだろな〜、ENDロール後に「アップグレード」の“ターミネーター”俳優ベネディクト・ハーディが一瞬だけ登場して実は続編作る気まんまんなんじゃなかろうか?とかそれでも予算の都合で色々抑え気味になった感は歪めない、親玉の真の姿が急に仮面ライダーの敵っぽくなる終盤の怒涛の展開に「霊体ってなんだっけ?」もとい「3Dプリンターってなんだっけ?」となってしまっ、…て結局全部3Dプリンターじゃねえかよ!!!!
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