キラーソファ(2019)
- ラーチャえだまめ
- 2020年6月28日
- 読了時間: 5分
更新日:2020年7月20日

【原題】Killer Sofa
【監督】バーニー・ラオ
【出演】ピイミオ・メイ ナタリー・モリス ジェド・ブロフィほか
【あらすじ】
フランチェスカは事件に巻き込まれて行方がわからなくなった知人のソファを譲り受ける。しかしそのソファは呪われており、フランチェスカに恋をしてしまったことから、彼女の身も心も独占しようと、家を訪れる人間に次々と牙をむく。(Yahoo!映画より)
【感想(ネタバレなし)】

『その恨み、晴らします』
どーもどーも、ラーチャえだまめと申します。未体験ゾオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!いやー今年はもう見納めしたかに思われた世界ゲテモノ作品たちがスクリーンにいっときだけ輝くその瞬間をアナタは目の当たりにするかもしれないマニア必見の祭典「未体験ゾーンの映画たち2020」……まっさか「延長戦」でございます!!やってくれたぜヒュートラさんよおおおおお!!!コレは未体験ファンとしてはスペシャル過ぎるサプライズじゃあないですかー!!?未だ続くコロナの中、各地映画館たちはこの苦しい状況下で感染予防を徹底の上あの手この手で我々視聴者を「アイルビーバック」させる企画を開催しているんでございまsあちなみにここヒューマントラストシネマ渋谷では先に言った合言葉でポップコーンをなななんと無料で頂けるサービスを実施中というなんという太っ腹!!!これは我々も感染対策を守りながらチケットを買って劇場へ足を運ぼうじゃあないか!!…と言うことで返り咲いた延長戦!!皆準備はいいか!!?私が若干空気が読めていないのは気のせいか!?では早速今回観させて頂いた商品がコチラ!!!

いやーまさかオードリーにコテンパンに破壊されたその怨念がそのまま映画化されちゃうなんて夢にも思わなかった【キラーソファ】!!!これです!!これですよ!!!これぞまさに前人未到の“未・体・験”!!!シネコン御三家では絶対に日の目を見ないであろう作品をすくいあげてくれるこのヒュートラさんの懐の深さに脱帽でございます!!ハリウッドが髑髏島で巨大ゴリラを生み出すならばと今年同じく未体験ゾーンで14年の歳月を経てようやく日本に上陸されてしまった「ヤギが人を襲う」Z級バ◯デミー映画を世界に放ったかと思えば今度は「ソファが人を襲う」……私の中ではすっかり摩訶不思議キラーモンスター生産国と化したニュージーランド産100%ソファでお贈りする「キラーソファ」!!その驚愕の“座り心地”たるや否や!?1400円のチケット代の“お値段以上”に思わずゆったり、、、、ならぬなんとも“ゆる〜く観れる”映画、だったんですねー!!

白い壁をずっと眺めていたらだんだんヒトの顔に見えてくるアレっぽい発想で産まれたような、まんまソファについた「つぶらな瞳に誰一人ツッコまない」時点で既に正真正銘“おバ◯”映画として本領発揮中のあえて上を目指さないかのような低予算っぷりを包み隠さず披露してくれる本作でありますが
何の因果か“呪われたソファ”を行方不明の知人から譲り受けてしまった一人の女性に降りかかる恐怖……キャァ〜とそのままキラーソファの殺戮劇場が展開されると思いきや?このヒロインには日頃抱える大きな悩みがあった??「出会った男を必ず魅了してしまうの〜」へぇー、自分で言っちゃうんだへぇー、そういう女は大概……いやぁこれは相当なクセモノでございますソファよりクセ強いのよ!?メインはソファですよね??これはまったく妙な展開になって参りました、ほかにも

ソファに触れただけで失神するオヤジ
だからソファよりクセ強いのよ!!?変人しかいないのかよ!?これにはキラーソファさんも己の出番を伺うしかありません。それでもはじめはゆっくりと“自称モテ女”にまとわりつく男などをターゲットに殺戮を開始……
「フレディVSジェイソン」でジェイソンがやった“人間折りたたみ式ベッド”みたいな豪快なパターンか??それとも相手を気持ち良すぎて「堕落」させるフワフワ感を逆手にとった“おくつろぎ殺法”などソファだからこそ〜なものを勝手に期待していたのですが椅子の下についてる鉤爪みたいなまたビミョーな凶器!?肝心の殺戮シーンはなんだか妙に直接見せないスタンスでグロテスクを期待するのはナンセンスかもしれません、いや

額にガラスが刺さったまま何事もなかったかのように周りから扱われる彼女はグロかったです
なんか前回ご紹介した「ゾンビーバー」の監督が撮ったコチラも今年の未体験案件の「ドローン」と話の流れは大体同じですねいやてかもうほぼ一緒。ドローンがソファになっただけ(笑)ヒロインに必要以上に“執着”するソファ。それにはある理由が隠されていた……??前半くらいまではなかなか動いてくれずその有志を拝めないソファですが中盤以降はしっかりと活躍の場が用意されておりますので??時より会場を包み込む“笑い”が後半以降数多く確認されており「ロウソクの火がトラウマになる」かもしれないという情報をキャッ…

なにはともあれ終始バk、、ゆるいノリで展開されてはいるものの人間の嫉妬深さだったりこれまた妙に生々しい部分もあり「不真面目な真面目映画」みたいな作りなのが、正直バ◯100%で思いっきり舵取ってもらった方がもっと楽しめたかもしれない、とは思いましたね。どうせ客層は真面目じゃないんだし(笑)ラストは予想を遥か彼方に吹き飛ばすこれまたとんでもクライシスなオチで一周回って「だからソファなのか」と妙に合点がいってしまう…。
ちなみに当館スクリーン2では実際にキラーソファを間近で拝むこともできますですぞよ!?
智広さん いつもコメントありがとうございます! 毎度誰かの体重を支えるソファーって家業もなかなか大変ですよね……そんな積年の恨みが爆発してしまったかのようなコメディ映画でした笑 要所要所で「雑」な所も逆に愛らしい……
この映画は他の方のレビューで見たことあります。
ホラーのような感じがしますが、コメディ要素も交じってるんですね。
オードリーのソファ破壊事件は衝撃でしたが、その怨念が映画化されたと思えば面白く見れそうです笑
女性の顔面にガラスが刺さってるのにみんな平然としてるのはシュールですね笑