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キャプテン・マーベル(2019)


【原題】Captain Marvel

【監督】アンナ・ボーデン ライアン・フレック

【出演】ブリー・ラーソン サミュエル・L・ジャクソン ベン・メンデルソーンほか

【あらすじ】

1995年、ロサンゼルスのビデオショップに、突然正体不明の女性(ブリー・ラーソン)が空から降ってくる。彼女には驚くべきパワーが備わっていたが、全く覚えていない“記憶”がフラッシュバックすることが悩みだった。その記憶にはある秘密が隠されており、それを狙う敵がいた。彼女は、後にアベンジャーズを結成するニック・フューリーと共に戦いに身を投じることになる。(Yahoo!映画より)




 

【感想】









『※こんな新入社員1年目はイヤだ』









いきつけのカフェで頼んでもないのにシュークリームの説明を受けました、どーもどーも宜しくお願い四万十川ラーチャえだまめでございます。今日紹介する映画は___



“マーベル”ではなく正しくは“マー・ベル”が正解だという「マー、ちょっと冷蔵庫からマヨネーズ取って。ねぇマーったらねぇ!!」と言ったら宇宙ではなくヤンキースからマー君が飛んでくる事態に発展しかけない【キャプテン・マーベル】!!先日ついに日本で公開になり初回のレイトで映画館に駆け込んで参りました。マーベルスタジオ(ジェニファー・ガーナー…無念!!笑)の単体作品としては“史上初”となる女性のヒーロー!!と公開前より次回作「エンド・ゲーム」にも参戦予定ということもあり公開前から相当ボルテージアゲアゲな方々も多かったのではないでしょうか!!【キャプテン・マーベル】!!「エンド・ゲーム」に繋がる“重要な作品”なのではないか、とも憶測を呼ぶちょうど公開1ヶ月前に本作を公開日に選んだマーベル・スタジオの思惑とは??というかその前にまず

















「サスペンスフルアクション」だと…?(逆立ちしても答えはでない)







まーた意味わからんコトバ使いよったぞマーベル!!なんやねん“サスペンスフルアクション”て……しかも地上波のCMエラい“シリアス”チックに宣伝してるじゃあないですか!マーベルと言ったらも、もっとこう、ギューンッ!!ギュギュギューーーンッ!?ってゴイスーでデーハーなアクションてんこ盛り子でお送りしてるではないかぁー!?



演じるのは「ルーム」でアカデミー主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンであります。同じ“エラ星人”としては妙な親近感を勝手に抱いておりますがどうかご了承下さい序盤からいきなり未知の惑星で上官のジュード・ロウ大先生から「感情を抑制しろ」との教えに反し自由奔放、男勝り、そしてクール!強さの秘訣はよく内面から、といいますよね……フォトンブラストおおおおおー!!!おいおい杖持ってないのに反則だろおおおー!!?



とにかく「初っ端から強い。」チート級なみに強すぎます……汗ちなみに目をギラつけながらモヒカンアタマになって「ニタァ」と不敵な笑みを敵に浮かべたら最後……公開後早くも「ヒーロー格付け番付表」が更新されたんだかしないんだかこれは「エンド・ゲーム」でサノスもちょっとまじイキってる♪暇がないくらい協力な助っ人になることは間違いないでしょうけども



…英語ってスゴいですね〜万国、いや全銀河系の公用語なんですから。キャプテン・マーベルと同じコスチュームのさながら“宇宙警察”みたいなチームが出て参ります。おんやぁ〜?「ガーディアン〜」にも登場したジャイモン・フンスーさんじゃないですかーほかにも同じく同作に出てきたハンマー持ったベイダー卿のパ◯もんみたいなボスも再登場しているんですよねー…っとここで青白い宇宙人に混じって人型“シンス”も混じっておるではありまs



ハイ出ましたアジアンビューティー&ビューティー!!!「クレイジー・リッチ」や現在公開中の「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」にも出ております個人的にはHuluドラマ「ヒューマンズ」(めちゃ面白いっすマジw)で美しすぎるアンドロイド役で完全に虜になってしまいましたジェンマ・チャン!!いやー青いけど美しいなー今作では宇宙警察の凄腕のスナイパーとして登場します。今後は大作映画で見られる機会も増えそうですねッ!そんな宇宙警察(…ではないんだろうとは薄々気づいているが気にしたら負け)敵対するエイリアンの惑星に侵入して諜報部員を救出せよ!わぁ〜おどこぞのスパイが喜んで飛びついてきそうな案件だぁ〜という事はそれってつまり


















こりゃ確かに「サスペンスフルアクション」だあ゛あ゛ああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!








今度のヒーローは一味も二味も違う!?「失われた過去 狙われた記憶 与えられたチカラ 私は、<私>なのか――」…クスリやってるわけではありません今度のヒーローは自分自身“何者”なのかがわからず、己の出生の秘密を己で紐解いていく「自分探しの旅」に出る___つまりどうやってヒーローになったのか、の過程を順をおって描くのではなく「なぜヒーローになってしまったのか?」という、今回ヒジョーにマーベル姉さん主役なのに「謎多きヒーロー」という今までにはない設定のヒーローなんですね〜♪ゆえに今回「サスペンス要素」が強い作品となっておるのですが



…まあなんやかんやありまして地球のレンタルビデオ店にドボーン!!墜落して参りました。墜落時地球:1995年!?95年というと丁度ニック・フューリーはジョン・マクレーンと一緒にNYを激走している最中かと思っていたのですがそれでも一応本作に顔を出しますおお若い!!若いぞニック・ふゅ、、、、というかサミュエル・L・ジャクソン!!本作ではついに“顔面VFX加工”という高須クリニックも度肝を抜く脅威の“施術”により25歳若返った姿で登場。いやー全然違和感ありません。走った時ちょっと膝を気にするような走り方だったのが若干気になるくらい(御年70歳に激走は流石に辛い…)同じくドラマ「エージェント・オブ・シールド」にも登場するフィル・コールソンも“新米捜査官”として初々しい姿……が髪の毛はそんなにあるわけでn



あとこんな人も今回出ていたんですよねーベン・メンデルすーーーーーーーーーーーーん。「ダークナイト・ライジング」でトムハに首をへし折られていた頃が懐かしい「ローグ・ワン」「レディ・プレイヤー・ワン」ですっかり「おっさんずラブ」化して巷の女子に人気急上昇中らしいベン・メンデルすーーーーーーーーーーーー……ただし今回はまさかの“異星人”役で登場という、一応素顔でも登場してくれていますが後はもうなんだか……メイクしちゃったらもう誰だかわかんねーよ!!笑



そうそう!!予告でも流れる地球に降り立ったキャプテン・マーベルが最初に暴れまわっちゃう地下鉄のシーン!!ダウンタウンにある「7th Street / Metro Center Station」って駅で1月にアメリカに行った時使ったことあるのですが普段あんなに人乗ってません平日休日問わず治安の悪い所なのです















そらヤバい婆さんだって乗ってるわ!!(笑)








と今回はこれまでのマーベル作品とはだいぶ毛色の違う作品であることがお分かりいただけたかと思うのですが……ちょっとここからは辛口コメントさせて頂きますので先に謝らせて下さい本当にどうもすいませんでしたぁーーーー!!!




中盤の「中だるみ感」が今回すごいんですよね。キャプテン・マーベルの過去を紐解いていく上で必要なシーンなんだろうけども、完全にそこまで盛り上がった“勢い”を完全に一回断ち切ってしまうのです。「おお、おお??どーしたどーした??ちょと長すぎやしねーか!?」確かにマーベル姉さんの衝撃の過去、並びにマインドの葛藤、また地球にいた頃出会っていた親友との友情等描きたかったのはわかります。ですが今回そんなマーベル姉さんの「過去」は描かれるも人間性?キャラクターとしての「厚み」が意外にも薄いような、ラストの“ヴィラン”との戦いに関しても「人間ドラマ」に主軸を置いているのに肝心のキャラクターとしての背景がヒジョーに薄っぺらいんですよ。同じくマーベル姉さんと一番よく絡むフューリーも、これまでよりコミカルさが増した「お笑い担当」的な立ち位置なのですが、彼自身の背景、キャラクターとしての“層”がかなり薄いのです。過去作で散々描いてきたキャラなので今更ココで描く必要はないと判断したのか……つまり本作を見て何が言いたいのかと申しますと



本作は過去作ありき、「アベンジャーズ」ありきですべて成立させてしまっているという点なのです。これまでのシリーズを全く知らない人がコレだけ見たらフューリー長官も最後まで「面白いけど背景の薄いキャラ」にしか見えないかもしれません。今までの“彼”を知っているからこそ情報が補完され楽しめていた部分もあったと思います。そう考えだしたらもうキリキリマイ♪キリキリマァ〜イ!!並にキリがないと言うか、これまでアベンジャーズに参戦したキャラ自身をフューチャーした作品は、単体作品として独立したとしても素直に「面白い」と感じられた作品が多かったです。ただ今回はそれが一番感じられなかった。本作から「アベンジャーズ」という繋を一切掻っ攫って見た場合、これ1本の「単体」映画として見た場合、結果次の作品への前座、ないしはお通しのような、「次回作ありき」でなければ意味を生さない作品だという印象を受けてしまいました…。ちょっと前に公開した、「ジャスティスリーグ」よりむしろ単体色を強めた「アクアマン」とはホントに天と地の差でございます。



「エンドゲームが楽しみ」「彼女のこれからの活躍に期待」等……レビューを見てもココでも単体としてではなくシリーズ通しての評価。シリーズものでも「1本の映画」として成立しているか、が気になる私個人の意見としましては、正直これくらいでココまで高評価ならば、アベンジャーズ並に「ジャスティスリーグ」にも人気に火が突いていたとしてですが「グリーンランタン」がもしもその後に公開されていたら?今よりもっと人気が高まっていたのではなかろうか……なんて本作を見ながらふと脳裏にライアン・レイノルズがフラッシュバックしたり笑



アクションシーンもこれまでのマーベル作品とは打って変わってヒジョーに“地味”というかだいぶ落ち着いちゃっている、というか演出に慣れていない感が歪めません。90年代という舞台設定からか同じくレトロフューチャーする「ガーディアン〜」の真似事?大事な戦闘シーンでそれとはお世辞にもあまりに合ってない洋曲を選ぶ選曲センスもイマイチ感じられず、まあその代わりにサスペンス要素なり人間ドラマを盛り込んだ気もするのですが……監督はアンナ・ボーデン&ライアン・フレックという夫婦監督なのですが、他の作品を見たことがないので憶測でしかありませんが過去作のジャンル的には「ドラマ」系の作品が多いですね。アクションやSF、はたまたコメディまで加わったジャンルはちょっとまだ慣れていないような気がしました。



その辺の雑さというと、前々から気になっていたフューリーの「眼帯の件」。いや〜正直気づかないレベルでサラッと判明するとはそんないい加減な事でいいのかよ長官!?笑



もうすぐ公開予定の「エンド・ゲーム」のほぼ1ヶ月に公開、という間隔を詰めたマーベルの意図、直接的に繋がる重要なシーンがあるからでは?と憶測渦巻いておりましたが実際の所“そこまで”何かあったのか、というとこれまた「べ、別に……汗」「シリーズの繋ぎ」としては大健闘、「単体」作品として観たら……そーいう“理由”も、もしかしたらあったりして…?


2件のコメント

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2 Comments


智広さん 最近女性ヒーローものも増えましたよね〜😏 私も「ブラックウィドウ」が早く見たいです!! 「ワンダーウーマン」とはちょっと違った「姉御肌」が強いヒーローです笑

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加藤智広
加藤智広
Feb 28, 2021

ザ・アメコミと言う感じですね。

女性ヒーローだと、ブラック・ウィドウが好きですね~。女優さんがカッコいい!

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