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ガンズ・アキンボ(2020)


【原題】Guns Akimbo

【監督】ジェイソン・レイ・ハウデン

【出演】ダニエル・ラドクリフ ナターシャ・リュー・ボルディッゾ サマラ・ウィーヴィング ほか

【あらすじ】

街で人々に殺し合いをさせ、その様子を視聴する闇サイト「スキズム」。そこへ攻撃的なコメントを書き込んでは仕事の憂さを晴らしていたゲーム会社プログラマーのマイルズ(ダニエル・ラドクリフ)は、彼の度を超えた荒らしぶりからサイトを管理する裏組織を率いるリクターを激怒させてしまう。リクターはマイルズの住所を特定して麻酔で眠らせ、両手にボルトで拳銃を固定した上に元恋人を拉致。目覚めて驚がくするマイルズにリクターは、スキズムで最強の殺し屋とされるニックスに勝利すれば元恋人を解放すると告げる。(Yahoo!映画より)

 
【感想】

『人生。』

 




どーもどーも先日あぶりがっことミラバケッソを間違えて人生嫌になりましたラーチャえだまめです。いやー最近だんだかわかりませんがアラレちゃんに診療してもらいたいくらいスランプなんですよねぇー
























でもストローを繋げる勇気










そんな時は元気よくうぅ〜?




ガンズぅぅぅ………アッキンボォおおおお〜!!!!!のCMから飛んできました本日ご紹介するEIGAはコチラ、その名は【ガンズ・アキンボ】!!!いやー個人的にお久ブリーフに劇場に足を伸ばさせて頂きました、最近映画館行っていなかったというのもあるのかなー?こう、何も考えずに……パァ〜!!!と楽しめるような?そんな映画をお探しの人にはまさにウッテツケかもしれない??エクスペクト、、、、パトローナあああああああああム!!!!とかつて光る杖を振り回した天下の魔法使いも今やそのイメージから抜け出したいあまり無精ヒゲを生やし角を生やし挙句の果てにゾンビに成り果て大絶賛“キャラ迷走中”のレッテルを貼られてしまった我らがダニエル・ラドクリフ氏がついに?



杖から“アキンボ(2丁拳銃)”に持ち替えただけなんて言わせてたまるかってーの??またしてもとんでもクライシスにぶっ飛びクライシスしてしまったらしい「ガンズ・アキンボ」!!!さらにさらに!!これまた2020年度の最優秀“最強の花嫁”の称号を獲得したとかないとか我らがネトフリ民では来世までシッターのベビー候補の予約が殺到したとかないんだか“最凶のどエロベビーシッター”でもお馴染みサマラ・ウィーヴィングのダブル主演!!いやぁ〜日本でも着実に知名度を上げってきているであろう予告編で見せた“全剃りマユゲ”に早くも危姉チャンオーラがアリストテレスでまたしてもしばかれt…そちらも期待したい、さあ皆さんご一緒にガンズぅぅぅ………























“イメージ先行型”すぎる件








 

“ビジュアルありき”な“原宿系”ガンMOVIE!?





無類のゲーマーでゲーム会社に勤めるも毎回遅刻する癖が治らないラドクリフ演じる“THEダメンズ”の要素を全て注ぎ込んで出来た男マイルズ。人生という名の“クソゲー”に毎度ウンザリしながら毎日SNSで“いいね”を押し続ける退屈な日々。そんな彼がネットで今人気のさながらゲームのように現実世界で出演者たちが殺し合う模様をライブ配信する“スキズム”の一体何が面白いのかわからずサイト内でつい“クソリプ”してしまったのが災いしスキンヘッドの若干ヤバめってレベルじゃねえゲームの主催者らに秒速で5センチメートル以上離れた住所を特定され突然自宅に押し寄せてきたかと思えば麻酔銃で眠らされ目が冷めたら江戸川コナンでもこうはならない























そこはせめて杖だろおおおおおおおおおおお!!!!!








これはアレか「グラフィックノベル原作か?」ってなくらい“ビジュアルが全て”と言っても過言ではない??「勢い」と「ノリ」と「画力」だけで成立しているかのような、まさにそんなYOASOBIならぬ“OASOBI”フルスロットルな映画なんですよねー。もう“スキズム”とかいう視聴者参加型デスゲームみたいなのがティックトック並に世間様で流行りまくってるぶっ飛んだ近未来ってだけでももう小っちゃいことは気にすんな、ほれワカチコワカチコ〜♫と“触れてはいけない”「面白きゃそれでいいじゃん!!」みたいな??ラドクリフ演じるマイルズがひょんなことからそのデスゲームに参加させられちゃうわけですが、両手に2丁拳銃固定されちゃうもんだからズボンを履けず!?床に落ちたスマホすら拾えず!?拾えてもスライドすら出来ず!?おまけにドアノブすら掴めないから部屋から出るのも一苦労すぎる!?トイレなんてもっとひどいですよー性欲に反応して光る杖を吹き飛ばさぬよう引き金を引かないようにソォーッとパンツをずり下げて






















アキンボのオ◯ンポが赤ん坊……だと?









……そんな映画です。(どんなだよ)でも両腕拳銃の男という姿に“漫画アニメキャラ的なカッコよさ”を感じずにはいられないといいますか、その拳銃のデザインといいマイルズの対戦相手として登場するサマラ演じる無敗中の“最凶の殺し屋ニックス”のこれまたぶっ飛んだ“キャラ設定”しかり、非常にマンガっぽいんですよね。いやもうコミックの画をそのまま実写化したみたいな2人。演出も360度画面がグルグル回ったりピコ太郎の歌みたいなゲーム音でピコピコBGMがガンガン流れる「敵と戦闘中ハンマー持ったらMCハマーの曲が流れる」マジでそんな感じ



アクションシーンも360度回転にスローモーに早回しにもうなんでもござれ、なこれまたスタッフの“遊び人”としての才が爆裂しているといいますか、シューティングゲームみたい。ただマイルズが一発撃つ度に画面上に残り弾数が毎度表示される無駄に高難易度なのがなかなか面白かったですねぇ。まぁ最後まで“ピッタリ”使い切るのはご愛嬌



アクションシーンの数は多いのですが強いて言えばもう少しニックス以外の殺し屋たちも登場してほしかったかなー。そして物語の“スジ”的なものもあるようでほぼ“ない”と言っていいでしょう。より過激さを求める視聴者やSNS社会に対する皮肉であったりゲーム中毒者へのアンチテーゼといったものもない「この方がカッコいい終わり方でしょ」的なラストにもそこまで意味があるとは思えない。ゆえにこれは完全に人を選ぶ映画です。人によっては「若くて見れない」と嫌悪感を抱く人もいると思います。しかしそんなきゃりーぱみゅぱみゅが原宿でマカヴォイするようなポップな世界観に「ハマればとことんハマる」まさにゲーム並の“中毒性”を孕んでいるそんな映画だと思いますねー。





 

髭面がついに功を奏した「ハリポタ」以来の“当たり役”か!?





現在ほかに目ぼしい洋画大作映画がやっていないというのもあるのかもしれませんが、本作がR指定映画であっても地上波CMや朝の情報番組で特集される程に注目される背景には、日本でもまだまだダニエル・ラドクリフが日本で愛されている証拠だと思うのですが、そんなファンのイメージから逆行するが如く本人はハリポタ終了後は「汚い・クソい・クソ」の“3K”路線を突っ走っております。



相手の心を読み取る悪魔顔負けな難役から無人島生還者からひたすらDVを受けた時もありました、なんとかポッターくんのイメージを消し去りたいせめてコーンポッタージュくらいに薄まってほs…否“子役として”のイメージを払拭したい…‥。うちなる葛藤、自分の貼られたレッテルと戦ってきたであろうラドクリフ氏が、ついにここまで来て?ハリポタ以来の“はまり役”に出会えたのではないか??今までの似合わないクソ役から“似合うクソ役”として??私は今回はじめてハリポタを意識せずに彼を見れたかもしれません。



童顔の社会人(一応)で赤髪のカノジョもいるけど人一倍努力をするような人間ではなくビビリで陰険で日々ゲーム中毒な若者……まさにラドクリフ氏にピッタリと言ったら語弊があるかもしれませんがマイルズというキャラクターに非常に合致していると感じました。はっきり言ってほかのサマラ(彼女はこういう役が多いというのもあるが)やスキンヘッドのボス役なんかよりよっぽどいい味出していたと思いますね。そういう意味では彼が主演で大成功している映画なんじゃないか〜?






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