オーヴァーロード(2018)
- ラーチャえだまめ
- 2019年5月12日
- 読了時間: 4分

【原題】Overlord
【監督】ジュリアス・エイヴァリー
【出演】ジョヴァン・アデポ ワイアット・ラッセル マティルド・オリヴィエほか
【あらすじ】
第2次世界大戦中の1944年6月、侵攻作戦の要となるアメリカ軍の落下傘部隊が、ナチス占領下のフランスに送り込まれる。戦闘を潜り抜け生き延びた兵士たちは、ナチスの要塞と化した教会の塔にたどり着くが、地下の研究施設でこれまで出会ったことのない敵と遭遇する。(Yahoo!映画より)
【感想】

『火炎放射器女に“萌える”映画って何?』
どーもどーも、洗濯機にシャツを入れたら泥がつきましたラーチャえだまめでございます。今日紹介する映画は_____
時は1944年!!ノルマンディー上陸作戦開始直後、ドイツ占領下の村に降り連合軍の通信を妨害している教会の電波塔を破壊するミッションを託された第101空挺師団!!新兵ボイス二等兵は、指揮官のフォード伍長と共に教会の内側から塔を破壊しようと基地へ侵入を試みる!!しかし協会内部には我々の“人知を超えた”ナチスによる驚愕の「人体実験」が行われていた…‥!!?
【オーヴァーロード】!!!直訳すると「引数や戻り値が異なるが名称が同一のメソッドを複数定義する」というオブジェクト指向プログラミングのテクニックである

ごめん全然意味わかんないわ
それはそうと、またまたやって来ました映画史に新たなる「遥か彼方の銀河系」を誕生させた我らがJ・J・エイブラムスによる“不定期”お楽しみ企画「シークレットMOVIE」シリーズ!!いえぇ〜い!!パチパチパチ……

思い返せば「新GODZILLA来るか!?」と散々我々の期待を勝手にあげさせといて蓋を開ければ巨大脚長ヒキガエルの日本特撮大オマージュを捧げたPOV映画「クローバーフィールド」にはじまり、その後も「“同タイトル”の“タイトル詐欺”」がしっくりくる「10クローバー〜」、まさかマギカの“ネトフリ映画”として告知ゼロの“突然配信”された「パラドックス」、、、、そしてその“次回作”には、JJエイブラムスが爆誕させた「新たなる希望」女優、デイジー・リドリー出演の“ウワサ”さえ飛び交う中、それとは別に「クローバーフィールド4か?」が有力視されていた本作でありますが、早速本作をご覧になった方々ならば謎の日系会社“ダグルアト”の文字すら一瞬たりとも出てこない本作は同シリーズとは“全くの別物”であることがお分かりいただけたかと同時に

「ちょっと金の掛かった“ドB級映画”」
として!?これはなかなか面白いではないか!?とB級ファンを唸らせるかもしれない本日の1本、「オーヴァーロード」!!!舞台は第2次大戦下!!OPからいきなり“生と死の間行ったり来たり問題”に直面している状況そう!本作は「戦争映画」でもあるのです!!どんどこどん兵士が突然死する中、チョー頼りない黒人新兵ボイス二等兵たちが燃え盛る戦闘費からお空へぽーん!!!…なかなか序盤から急展開すぎるぜ!!と思ったのもつかの間、この映画基本的に“畳み掛けるような”展開で進んで参りますそもそもこの手の作品ではフツー“肝心の何か”が出るまではダラダラ〜と無意味なシーンの連続でダレるケースが多い中、舞台を“戦時下”にすることで、“常に戦闘中”というたとえ“何か”が出なかろうとそんなのお構いなしのノンストップ・ハラハラ・ドキドキ・アゲアゲ・モード全速ッ前進ッダァーッ!!!状態なのであります!!これは凄いぞ、無名の役者×監督ながらそれを全く感じさせないエンターテイメント!!かと思ったら鑑賞した方でフォード伍長を演じた俳優が、実はかの有名ハリウッドスターの「2世」だった事をご存知だろうか・・?

さぁ〜この顔をよーく見てください



ご存知カート・ラッセルの息子ワイアット・ラッセル、だったんですね〜。他にもそーいや「攻殻機動隊inハリウッド」でブラック・ウィドウとコンビ組んでたペットボトルの蓋の目みたいなバトーを演じた人が敵の軍曹役で出ておりました(ポスターに写ってる奴)そして中盤に差し掛かりようやく“肝心の何か”の研究所のお披露目パート

「明日は我が身だったでござる」
思わずキャップも青ざめること間違い無し!?ナチスが秘密裏に行っていたこれぞホンモノの「スーパーソルジャー計画」だったんですねッ!!いやー一体全体どーいう原理なのか理屈などそんなもん一切カンケーありません!!だってこれドB級だもの!?“人外”並の徹底的な“巨悪”っぷりのナチスには脱帽でございます!但し、この“非道”な超人計画をく繰り返していたという“トンデモ設定”が判明したところで

“前科”ありすぎ問題
正直な所“この程度”の事ではむしろB級ファンの皆様にはさほど驚かないかもしれません(どんなイメージだよ)したがってコレでも“インパクトに欠ける”と思われる方もいるかもしれません!しかしここはドB級映画、B級として“抑えるべきポイント”をこれでもかと抑えにいっている、例えば主人公の“謎の無敵効果発動”に加え(ついでに子役のライフ∞設定)川口春奈似のヒロインが最終的に“誰よりも強い説”美女×火炎放射器=なんかエモい、バケモノ同士のバトルとB級的見どころポイントも多数用意されている故、グログロオンパレードの描写に抵抗がなければ、サクッと劇場で見てスカッとして帰れる、ポップコーンMOVIEとしてこれはかなり適しているのではないか、迫力ある映像、重音サウンド多めなので“劇場向き”の映画でもあると思います!!
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