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イーライ(2019)


【原題】Eli

【監督】キアラン・フォイ 

【出演】セイディー・シンク ケリー・ライリー リリ・テイラーほか

【あらすじ】

自己免疫疾患に苦しむ11歳のイーライは、病気を何としても治したい両親に連れられて、実験的治療を受けるために、とある隔離クリニックへやって来る。 (ネットフリックス公式サイトより)











 
【感想(ネタバレなし)】

『「あ、医者ミスった」と判明した瞬間』

 




どーもどーも先日深夜1時にゴキブリを殺したまではいいものの死体を割り箸で掴んでビニール袋に入れるまでの作業にリアルに30分かかりましたラーチャえだまめです!!ネトフリーーーーーックス!!!……と言うわけで毎年も例年通り渋谷でバカ騒ぎする類の世間一般でいう“ハロウィン”と呼ばれるイベントとは一切縁もゆかりもないえだでございますが前回に引き続きネトフリがハロウィンキャンペーンと題してホラー作品を続々配信中、本日はコチラの作品「はいイーーーーライッ、イーーーーライッ、イーーーーライッ、イーーーーライッ、ハイオッケーでーす。」「恐怖度満タンで。」「かしこまりましたぁーはい恐怖度満タン入りまーす!!」……かは定かではない【イーライ】を見たんでございますが



オオグッバイデェ〜ス♫のYUIみたいに全身防護服を身に纏わないと外に出られない病を持つ少年イーライくん!!外に出ると全身肌が赤くなり火傷のような熱さに苦しめられる“奇病”に悩まされる日々。わかるわー、私もですねぇー毎年ちょうどこの時期くらいになると急な温度変化で蕁麻疹が出てくるアレルギー?そこまで赤く腫れたりとかはしませんがもう痒くて痒くて……治療の為に両親と共に人里離れた山奥にある、と言うか明らかにホーンテッドなヒルハウスっぽい病院にやって来ます。病院のオープンザドアの向こうで3人の医師がお出迎え。中央の一人は名医でこれまで数々の病を治してきたという。そうそうはじめはそうやってニコッとか笑いながら近寄ってくるんですよ!!その後早速“第一段階”としての治療が始まります。とりあえずカラダに抗体を作り出す薬を注入して効き目を確かめるだぁ?そーそーアレルギーは食物とか原因がハッキリとしているもの以外は一番効く可能性のある薬を飲み続けるしかないのです!!(私が昔通った皮膚科の場合)つまりは“当たり”を引くまでひたすら違う薬を飲み続けるしかない!!



わかりますよぉー私だってそれで2ヶ月くらい薬飲み続けて学校の健康診断で引っかかりましたからね!!(笑)しかーし!!イーライくんはその程度では済まなかった!?症状を沈める治療のはずがオスメントくんの第6感でも逆に開花させちゃった夜な夜な“見える”ようになってしまうイーライくん!!しかも見えるだけでは済まされず徐々に“アクション”までドイヒーになる日々!!おいおいこれ一体なんのアレルギーだよ!!“霊アレルギー”の間違いじゃねえのーーー!?



いやこのイーライ役の子役がなかなかスバラスバラシイ熱の入った(焼けた)演技を見せてくれております!!そして子役が襲われる心霊ほどイージーなものはない……なんて思っていると
















「背伸びしてましたけど何か?」






ネトフリドラマ「ホーンテッドヒルハウス」のスタッフが制作に名を連ねており“前半”はなかなか恐ろし目なシーンが……ゾクゾクゾク(鏡のシーンは嫌だったな〜笑)パツキンの母親に「シャーロックロックホームズ」シリーズのケリー・ライリー、父親は「パシフィックリム」でシャアが吹替したマックス・マーティーニ、そして院長役は「死霊館」で最後すごい事になっちゃうリリー・テイラー

















そしてMAAAAAAAAAAAAAAAAAAX!!!!






いやー実は「ストシン」の男勝りなマックス役セイディー・シンクが出てるっつうーから見たわけなんでございますが彼女もそうですが「ストシン」効果でキャストの出演作がどんどん増えて違う作品でもお見かけ出来るのはファンとしては本当に喜ばしい事ですよね!!



「キャリー」「炎の少女チャーリー」などのDNAを受け継いだ異次元のチカラに苦しめられるキッズの苦悩!?次第に明らかになる病院の過去などミステリー要素もあるホラー映画でしたね〜。






 
【感想(ネタバレ)】





ラストはえーっと、あれって、、、、、つまりは


















こーゆーこと?






いやー結局原因不明の病かと思ったら悪魔のサタンをカラダに宿したダミアンくんも共感を呼ぶ“ヘルボーイ”だった、そーゆーわけなんですねー。いやーまぁなんとなくそんな感じはしていたのですが。ラストは今度やる「ブライトバーン」みたいに覚醒しちゃって…。マックスもやっぱり普通の女の子ではなく「私が幽霊に見える?」とは言ってたけどまさかマギカのサタンの子とか斜め上過ぎるよおおおおおお!!?(笑)今度はお母さんが過呼吸になっちゃって……そりゃ言われるがママに動いちゃうよねッ!!…ママだけにねッ!!



「Eli→Liar」までは百歩譲ってわかるんだけども「3−1ー7」と二百歩譲ったとしてもですよ!?それが隠し扉の解除キーなんていくらなんでもイカくさ……都合がよっちゃんイカじゃねえかぁぁぁぁぁぁ!?しかもENDロールにも出てくるこの“317”という数字自体にはそれ系の類の意味は一切ないという…つまりはえ、なんでこんな意味アリストテレスで見せてきたとぉ?



ママと抱き合うシーンがないパパ……からして多分本当の夫婦じゃないんだろうな、とは勘付いておりましたがその本当のパパ……ではない男や医師のツラしたどこぞの宗教団体のババア共は結局イーライの“命は救えない”を前提にした上で命は救えなくてもせめて魂だけでも浄化させて幸せにあの世に逝って欲しい……てそれって結局イーライが成人になって手に負えなくなる前に今のうちに手っ取り早く殺しちゃおうってのとやってる事と一緒ですからね??いやーしかし













十字架が地味にジワる(笑)





ではママはイーライの唯一の味方なのか、というとこれまたどうでしょうか。ママはママで悪魔と取引?サタンを呼んだ弊害として産んでしまった……的な発言しているからもしかしたらママが全ての原因?多分確信犯っぽいですよね。イーライにずっと真実を隠し続けたライアーとしての罪もございます。もうね、イーライがホントに可哀想。この映画に出てくる大人は全員、誰一人として“イーライの事を理解しようとしていない”結局自分の保身の為だけに動いてるように見えて仕方がない。














産まれてくる子供に罪はない





そこまで大きなメッセージ性のある映画か、と言うとそんな難しい映画ではなくて単純にホラー映画として作られているだけかもしれません。しかしどこかそんな感想を抱いてしまいましたね〜。ただ、これは全てイーライからの視点、本作がイーライの立場で描いているからそう思うだけで、もしも親の立場だったら?自分の子供が悪魔の子だと知ったら、果たしてほかにどんな最良の選択肢が……?








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