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アップグレード(2018)


【原題】Upgrade

【監督】リー・ワネル

【出演】ローガン・マーシャル=グリーン ベティ・ガブリエル ハリソン・ギルバートソンほか

【あらすじ】

近未来で妻のアシャ(メラニー・ヴァレジョ)と穏やかに生活していたグレイ・トレイス(ローガン・マーシャル=グリーン)は、突如現れた正体不明の組織に襲われる。妻は殺され、グレイは一命を取り留めるが、全身がまひしてしまう。悲しみに沈む中、ある科学者から実験段階にある人工知能チップ“STEM”を肉体に埋め込む手術を提案され、彼は受けることにする。やがて彼は体を動かせるようになったばかりか、驚異的な身体能力を得る。(Yahoo!映画より)



 
【感想(ネタバレなし)】

『改良(アップグレード)したらロクな事ない件』

 




どーもどーもiPhoneのアップデートはしておりませんラーチャえだまめです。いやだって容量食うじゃん!?逆にバグるじゃん!?…そんな横文字はカッコいいが「アップグレード」程ロクなことはないと思う方に朗報!?全身不随の男が首にAIチップ埋め込まれて超絶やる気スイッチのツボ連打しまくり“俺ツエーモード”が止まらない!?【アップグレード】!!を見させて頂いたのでありますが



いやー、前にシネクイントの蔵出し映画祭でさー、コレかアニャテイラージョイの「サラブレッド」と迷ったんさー、結果アニャテイラージョイの生脚に負けてアッチ見たんだけどもこれまた“ネクストステージ”しちゃう系SF映画の新作でございます!!主演は「プロメテウス」でセロン姉にバーニングされてから最近主演作が増えてきたローガン・マーシャル=グリーン。車イジりが大好きなローガン演じるグレイがアンミカに似た軍事メーカー勤務の妻と全自動自動車で走行中自動車がバグって横転、その後見知らぬ黒ずくめの男達に囲まれ妻を目の前で殺されてしまう。後遺症で全身不随で身動きが取れないカラダになるも奇跡的に命だけは助かったグレイ。しかしいなくなった妻の失望感に駆られる毎日で自殺を考えるも上手くいかない。そりゃそうだ、妻のいない人生なんぞ“生きた心地がしない”そんなある日友人の天才科学者からこんな提案が















「脊髄に新型AIチップを埋め込めばカラダを動かすことが出来るかもしれへんで。」






初めは半信半疑だったグレイ。しかし妻殺しの犯人は未だ見つからず警察も当てにならない。この残された命、妻の為に使うなら?……そう「復・讐」しかない…!!そしてグレイは改造手術を受けることを決めた……手術後意識が戻ったグレイの身に早速異変が…むむむ動く…!?動くぞ!?

















やめられないとまらない誰かとめてえびせん






ショッカー軍団が新型AI手にしたような仮面ライダーみたいな話ですねッ!!しかも改造後のグレイの動きがまたなんとも例えようのない??これまで数多のアクション映画が爆誕して来ましたがこれはなんと言ったらいいのやら、丁度今やってる「ジョン・ウィック」が“ガンフー”なら今作はまさしく















“AI・フー”!!!?





意識ではなく「カラダが……カラダがうずくんだよおおおおおおお!!!!」の誰かさんのセリフ曰くAIによって動かされるカラダによって炸裂するアクション!?いやー面白い!!こんなアクション見たことないかも!?絶妙なカメラワークにローガンはパントマイムでも特訓したのか!?「ヴェノム」のシンビオートでも宿してんのか上から糸で操られてるように“操られアクション”しなやか過ぎてクセが強すぎる動きを見事にやっておるのです!!「俺じゃない!?俺じゃないんだああああ!!」とか言いながら余裕で敵を惨殺するグレイ(笑)恐ろしい、、、、恐ろし過ぎるぜAI!!しかも自らを“STEM”と名乗りちょいちょい頭の中から囁いてきやがる!!なんだおめえジャービスにもなりてえのか!?これじゃあロクにやましい事もできねえじゃねえk……あ、いやでもカラダが動くなら文句は言えないか



敵さんも手からビーム!!ならぬ手に拳銃を埋め込まれた改造人間ばかりで某少年ジャンプ並の“ジャパニーズMANGA”からも少なからず影響を受けているのではないか?なかなかB級ながらもちょっと先の近未来感も出ててSFサスペンスとして楽しめる1本ですよね〜!!!そして














“衝撃のラスト”





ここへ来て本作が何故ホラー映画量産工場長ことジェイソン・ブラム制作なのか……最後の最後でやってくれちゃってんだもんなぁー!!?






 
【感想(ネタバレ)】





いやーSF、アクション、サスペンス、、、と来て最後に「ホラー」までもってくるという超欲張り幕の内弁当じゃあないですか!?それまでなんやかんやあってSTEMとは良き相棒くらいなものだと思っていた矢先、最後の最後で唐突に手のひら返しする夜神ライトも嫉妬するスーパー頭脳でそれまでの展開全てがSTEMの計画通りに転がされていたという衝撃の事実。「エクスマキナ」のサイボーグヴィギンデルを彷彿とさせるこの裏切り様!!やーっぱり審判の日は避けられない運命なのか??人工頭脳が人類に敵対するシナリオはもうすぐそこまで来ているかもしれない…??という恐怖、いやいやまたしても“安心・安全・トラウマ”のブラム証が発行されてしまいました!?



監督はもしかしたら俳優の方が有名かもしれません??「ソウ」で脚をノコギリで意味もなく切り落とす悲惨な役でお馴染みリー・ワネルでございます。ホラー作家としても有名で今作の脚本も彼が担当しております。ソウソウ、確かに最後にズドーンと奈落に落とすシナリオは「ソウ」に通じる部分がありますわねw



なんとなく雰囲気が「ターミネーター」っぽいですし、彼が撮ったら今度やるティム・ミラー節炸裂のドカドカアクションより初代「T1」のようなホラーベースでやってくれそうだな、、、、そっちの方がむしろ見てみたい笑










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