【原題】마녀(魔女) Part2. The Other One
【監督】パク・フンジョン
【出演】シン・シア パク・ウンビン ソ・ウンスほか
【あらすじ】
秘密研究所アークが何者かに襲撃され、1人の少女が生き残る。彼女は遺伝子操作で最凶のアサシンを養成する「魔女プロジェクト」の実験体だった。初めて研究所の外に出た彼女は、心優しい牧場主の女性とその弟のもとに身を寄せ、人間らしい感情に目覚めていく。しかし魔女プロジェクトの創始者ペク総括は少女を危険視し、抹殺のため工作員を送り込む。さらにアークを壊滅させた超能力者集団や地元の犯罪組織も入り乱れ、激しい戦いが始まる。(映画.COMより)
【感想(ネタバレなし)】
『「ねぇ知ってる?PART2は最後までチョコたっぷりの色々2倍増量中だっ…」』
どーもどーも健康診断でバリウムを飲んだコンマ1秒でゲップしましたラーチャえだまめです。早速ですが本日はそんな音速のソニックアクションがまたしても堪能出来てしまうかもしれないコチラの映画を拝見させて頂きました
【The Witch/魔女 ―増殖―】__!!!待ってましたよシーズン2!!!いやー私韓国映画はあまり詳しくないのですがコレばっかりは首を長くして待っておりました、2018年シネマート新宿で観て本編の最後にタイトル文字の下に小さく
“PART1”……“それ”が見えたら最初からシリーズありきで作ってんの隠して実はシリーズものでしたよってネタバレするタイトルに“2”の2文字は何故か嫌う邦題だけ「リミックス」だの「フォーエバー」だの勝手に改悪するのが大好きな日本人へ向けたわけではないファ○キンピエロと同じパターン__!!??まさかの“シリーズ第1弾”という衝撃の事実が判明した前作「The Witch 魔女」。農家育ちのJKが貧しい両親のため一攫千金を狙いスター誕生の番組に出演したのが仇となり謎の“超人”黒ずくめ集団に何故か命を狙われてしまうも夜神月も絶句する
「計画通り。」過ぎる全てはか弱い田舎っぺ歌うまJKのフリをした“最恐スーパーハイパーサイヤJK”こと「魔女」の手の上で全人類が転がされていただけだった…!?という大どんでん返し&スタンド使いも疑う目にも止まらぬ“ハイスピードバトル”が公開後サブスク等でジョジョに巷で話題となり……日本でも人気シリーズとして?続編の公開を待ち望んでいたおジャ魔女たちも多いのではないでしょうか。そんな「ド」がつくほどファンな方の中には本作のポスター写真を見て
主演=主人公が違う……だと?
私はじめわかりませんでしたーまさか別人、芸能の諸事情で降板したわけではなくこれは間違いなく「別の主人公」、否ここでは「シン・主人公」……と呼ばれていただきましょう!?シリーズ第二弾、副題の「増殖」が意味するものとは…!?
まずはじめに無論「前作の予習・復習」はしないことに越したことはないにしろ、思ったほど「前作知識」は必要ありませんでしたね。まぁ先程も申し上げましたが続編、と一言で言っても「主人公が違う」つまり世界観こそ同じですが前作からの引き継ぎ要素は実はそこまで多くはなく、今作から魔女学校に入学してもなんら問題ありません!!否気になっているだけならば、むしろ今すぐ劇場へ足を運び、ハマれば次にサブスクで前作を見る、、、、という見方もアリストテレス、いやむしろシリーズをまた違った角度で楽しめるんじゃないか??
で次に前作を観た方へ、前作との比較ですが前作以上に今作はより「血糊の量」と「ダークさ」が倍増していると感じました。暴力描写が前作から増えヤクザ映画ばりの「オトシマエ」シーンやナイフで何度も切り裂くなど……まあ相手が超人ですと「なかなか死なない」のでそれくらいしないと……ていうのもありますが
と言うのも今作から白人系やら“両性類”キャラや“中国代表”など新規にグローバルなメンツが加入、それに伴い若干相関図がわかりにくくなってしまっている点は歪めませんが、各々が“思惑”を内に秘め、場合によっちゃあ“三つ巴の闘い”なんてのも!?うち1人くらいアベンジャーズに加入されてもおかしくない前作を凌ぐVFXとワイヤーアクションのコンボで人知を超えたスピード&パワー!!特に後半の打ち上げ花火バックの戦闘シーンは美しさといいカッコよさといいスクリーンに釘付けになってしまいましたねー。いやーその映像技術もさることながら、前作からあった何の脈絡もなくセリフに韓国語とイングリッシュを織り交ぜる「グローバル展開」も視野に入れているのが丸わかりでしたが、今作ではさらに同性愛キャラが登場したり、さらにハリウッドに媚びを売っt、、英語圏進出も全面に押し出したシリーズにしたいんでしょうか。
そして前作以上に「ストーリーが暗い」。前作より犠牲者の数も多いですし、より卑劣さが増し前作の主人公ク・ジャユンもかなり壮絶な人生でしたが今作の主人公、1400人のオーディションから選ばれし超新生シン・シア演じる「少女」もこれまた……雪積もった地面を素足でしかもゆっくり歩かされるいきなり苦行スタートですからね!?(頼むからヒートテックを着てくれ〜!)
そんな中「趣味・特技」の欄があれば迷わず「私の胃は宇宙だ。」と書くであろう長らく外界から閉ざされた環境で幽閉されていた少女がスーパーの試食コーナーで「至高の喜び」を感じるシーンや同じ歳くらいの青年と屋根の上で夜空を見ながら談笑する時の顔が本当に可愛らしくコミカルなシーンも忘れていない所が本当に救いです。でもって皆さんが一番疑問視しているであろうこの「少女は何者?」……なんとなく察しはつきましたが、前作のヒロインと髪型やら顔が似ているのは単に監督の“好み”という可能性も……いやホントにこんなか弱そうな子が殺人マシーンに?なんて思っていたら
その立ち位置は強者ポジなんよ
実はそこまで出番自体は少ないんですよね。後半の最後くらいに“覚醒”するまでは____しかしそこからはもう……今までの強キャラ達はなんだったんだレベルで「絶対に勝てる気がしない」感がスゴい……この最高に観ていて気持ちがいい“主人公覚醒シーン”が前作に引き続き今作でも堪能することができちゃうんですねー。“次回作”の伏線も充分に残したまま、また新たな闘いの火蓋が切られそうな予感……までが2時間18分。欲を言うと前作でも少し気になった「尺の長さ=テンポの悪さ」そのシーンいる?というようなのが今作でも気になりました。前作のようなどんでん返しもありませんので、もう少しシーンをカットしてその分テンポアップしたらもっと見やすいかなと。
【感想(ネタバレ)】
前作の主人公、無事「闇堕ち」成功の巻?
おいおいなんだよ次回作でついに「最強・最強」の姉妹が出会っちゃうとかスカイウォーカー家より胸熱展開なんですけどー!?でもちゃんと前作のヒロインも出てきて良かったー!大ヒットした前作は実はこれから始まる壮絶な闘いの裏主人公の過去を描いた今作の「前座」だった!?いやー面白くなって参りました、あでも“闇落ち”でも“悪”ではないのかな?前作で覚醒したジャユンが最後に父親や親友と別れるシーンで見せた“良心”は、今日まで残っている…!?いや残っていてくれぇー!!!(泣)
そしてENDロール後にまたしても目覚める3作目の主人公?なんだなんだ毎作ごとに主人公が交代するのか!?もうどんどん世界観が膨れ上がっていきますなー。あの双子のオバハンの謎もあるし白人との凸凹コンビもどうやら死んでいないようですし?(アイツら絶対仲間でしょ)まだまだ「魔女」ブームは終わらせてくれそうにない!?
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