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サクッとレビューその31「シュリ」


『結論:コネ入社は大事』

 
【サクッとレビュー(ネタバレなし)】




どーもどーもポッキーは楽器ではありませんラーチャえだまめです。早速ですが本日はコチラの映画を拝見させて頂きました



【シュリ】!!!いやーついに私念願の“シュリ”っちゃいました!?1999年韓国で公開され「タイタニック」を抜き爆発的大ヒットを記録、社会現象にまで発展しその翌年日本でも公開され当時めちゃくちゃ話題になった(らしい)当時は……8歳か。“世代”ではないもののそうそう覚えてますよこの横顔のポスター!?昔ビデオ屋の壁にデカデカとポスターが貼ってあった記憶。当時は「大人の映画か…」くらいしか認識出来ませんでしたが今なお続く日本の“韓流ブームの火付け役”として!?長年“伝説”と語り継がれていた1本、しかし長年権利問題が解決されず再販や配信がされなかった“廃盤”化されていたというのがまことに信じられないわけですが、今年2024年になってようやくその問題が解決され、“4Kデジタルリマスター版”にアップグレードされて現在劇場公開中、ということで早速拝見させて頂きましたッ!!いやー先に言っておきますあの頃キミは若かった“シュリった”2人も、これから“シュリ”りますよというマンゴー韓流っ子も、今から“シュリ”るか検討中の迷える子羊も










こりゃ「名作」だよねっていう





「シュリ」って魚の名前だったのねー。てか普通にタイトルが伏線になってるから意味は調べない方が吉、というかもう何十年も前の名作、故に内容を知ってる方の方が大半なのかもしれん、ですが一応“ネタバレなし”で本作を語るとするならば“だいぶ大変”という!?あらすじからしてもう危ない橋ギリギリパンチラインのような気もするのですが……だからお話よりも



まず音楽!?ぐるナイのゴチの羽鳥アナが「運命の瞬間ですッ!」って言った時に流れるBGMがまさに本作のヤツだったりTV番組の効果音でよく使われる「あれ何の映画のサントラだろう」ってヤツの謎がまた一つ解明された、というか多分一度はどこかで聞いたことあるんじゃないか?ってくらい未だに定番BGMとして起用されている事実よ!?それだけ日本に与えた影響も大きかったことが伺える。でもって映画は初っ端に一番“ヴァイオレンスってる”過激な実習シーンを持ってきて“北”の残虐性をこのたった数分間で畳み掛けるように見せつけ、彼らの非動さを映画終焉まで印象付けさせることに成功しているわけですが、物語はもう言ってしまえば











「ニキータ」被害者の会





北朝鮮の隠し玉朝鮮第8軍団が秘密裏に韓国に入国し連続殺人を起こしている真相を掴んだ韓国秘密情報機関のミスター青シャツ&赤シャツの危ない刑事が??犯人のしっぽを掴もうと走り回るも毎度あと一歩のところで逃げられるどころかコチラ側の動きを完全に“先読み”しているかのような動向に情報機関の内部に“裏切り者”がいるのではないかと次第に疑い始める……“韓国スパイドラマの金字塔”とも謳われる、まぁでも今見るとかなり“王道”の線を突っ走る、でもやたら複雑難解な「裏切りのサーカス」みたいな感じじゃなくてこれくらいのわかりやすさの方が見やすいし、その分至近距離に一般市民がいようがおかまいなしに双方ドンパチしまくる、当時としては異例の大規模な“怒涛の銃撃シーン”を思う存分楽しむことができる点で決して古臭さは感じませんでしたねー。いいじゃん王道。でその「ニキータ」で言う“騙される”側が主人公なんですけども、その相棒が「半地下」のソン・ガンホ、朝鮮第8軍団のリーダー役に「オールド・ボーイ」のチェ・ミンシクという韓国映画に詳しくない私でさえも知っているスターの“あの頃”作品だったんですね〜!!お二人共若い〜。



あとスパイものと並行して「切なすぎるラブストーリー」も、否むしろコッチがメインなんじゃないか??生まれる国が、時代が、違ったら、、、、永遠に結ばれないとわかっているからこその切なさ??またその時流れる曲がいいんですよね〜(泣)ただ今作は主人公が男ということで完全に“男性側”の視点で描かれている所が時代を感じるというか、あ、ちなみに私は後半まで全く気づきませんでした……



だいたいサッカーの試合会場はテロのターゲットになりがち〜??クライマックスも大規模かつド派手にやってくれて最後まで飽きずに楽しめましたね〜。ちなみに韓国ドラマと言えば“飯テロ”がありますが本作では“韓国料理はほぼ登場しない”ので悪しからず……。







 
【サクッとレビュー(ネタバレ)】




捜査やアクションシーンの方が多くて、ジュンウォンとミョンヒョン二人の絡み自体は、実はそんなにないんですよね。でジュンウォンがミョンヒョンの正体を知ったあと「一切会話するシーンがない」互いに銃を向け合うラストでも、ミョンヒョンを射殺した後何も言わずにその場を立ち去るジョンウォン。普通ならあそこで撃たれたミョンヒョンを抱き抱えて死に際ミョンヒョンから「ア、アイシテル…」の一言くらいやっちゃいそうなところ、そうしなかったのが逆にいい。なぜなら二人の「本心」は、銃を向け合った時の「目」で全て語っているわけだし。ミョンヒョン亡きあと自宅の留守番電話で彼女の想いを一方的に聴くことしか出来ない、最後まで「対話」出来ない悲しみ。てか婚約1ヶ月まで彼女のこと全然知らねーって盲目すぎるだろ!!

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