L.A. ギャング ストーリー(2013)
- ラーチャえだまめ
- 2019年2月21日
- 読了時間: 5分

【原題】Gangster Squad
【監督】ルーベン・フライシャー
【出演】ジョシュ・ブローリン ライアン・ゴズリング ショーン・ペンほか
【あらすじ】
1949年ロサンゼルス、ギャング王ミッキー・コーエン(ショーン・ペン)はドラッグや銃器売買、売春などで得た金で街を牛耳っていた。警察や政治家も意のままに操るコーエンに誰も歯向かえずにいたが、街の平和を取り戻すべく6人の男たちが立ち上がる。ロサンゼルス市警のジョン・オマラ(ジョシュ・ブローリン)とジェリー・ウーターズ(ライアン・ゴズリング)らのチームは、身分を隠し闇社会に戦いを挑んでいく。
【感想】

『“外でサンマ焼いたら火加減ミスった”とか言えないからとりあえずカッコつける』
どーもどーも、先日真木よう子とオノヨーコを間違えましたラーチャえだまめでございます。今日紹介する映画は……
時は西暦フィルム・ノワールの時代!?ロス市警とギャングの戦いを描いた“大体実話?”【L.A. ギャング ストーリー】!!!
いやーなんでこの映画を観たかと申しますと、以前アメリカに行った時にワーナー・ブラザーズの本社見学に行ったんですね。数人乗りのバスに乗ってガイドのおば、、お姉さんが運転しながら見学するツアーで、本社ウラにある……なんかちょびっとだけ生い茂った喫煙所みたいな場所が「ココガ“The Last Samurai”ノサツエイバショネ〜(的な解釈)」へぇ〜!!こんな場所で!?とか「コノバショハ、ナニニツカワレタ、カワカリマスカァ〜?(的な想像)」……その時モニターに映し出されたのがこの映画だった
「Aha〜(ゲストの反応)」
Aha〜………ん?(私の反応)
行く前に観ときゃ良かったあああああああー!!!!!…とまあ結局それが何のどこのシーンだったのか………それだけがずっとモヤモヤしていた矢先、Huluで配信されてんじゃん!!と今日知って観てみた所存でございます、数年前まで「LA」をずっと「ラ」と読んでましたラーチャえだまめでございます。しかーしながらぁー、この映画2013年に作られた映画なんでございますが、「お硬そう」、禁酒時代にアル・カポネ……だいたい40年〜60年くらいの「LA・こんにゃくデンシャル」とか「ブラック・ダリア」事件とかあった時代ですよ!ま古典的ちゅうか史実を元にした映画ならばなおのこと「難しそうだな」なんてイメージ勝手に持っていたんですけども「なんて簡単なストーリー」だこと
……むかーしむかーし、ある所にプロボクサーから成り上がったマフィアがおりました。。。。
彼はLA全土を征服する計画を立てました。そこへどんぶらこぉ〜どんぶらこぉ〜LA市警から命知らずの“荒くれ者”が悪党退治にやってきましたとさぁ〜〜〜
コレだけですから!?日本昔ばなしでも5分尺余るわ!?とにかく難解なモノなんてひとーつも出てきません!!歴史的知識「一切不要。」当時の歴史的背景とかなーんにも知らなくてもマフィアとかものまね芸人テルさえ知らなくてもノーブロブレム!!無論知っていればよりいっそう楽しめることは言うまでもありませんが、なんざんしょうこの「ノワール超初級編」的な教材ビデオか!ってなくらいのカンケーの無さ(笑)いやむしろビーックビックビックビックビク♪でしたね

“バリバリアクション”悪党成敗系?
ドカドカ銃撃戦にドカンドカン爆発という俗に言う“デーハー”なアクションが満載というですね、どのタイミングで京本さんが加入してくるんだろうと思ってしまう程「悪党討つべし!!」これ“だけ”でございます!!【十三人の刺客】【マグニフィセント7】ばりの、完全なるコレは「時代“激”」に舵をきりきってしまっているんですね〜
だから本当に観ていてストレスがない!!一応“史実を元にした〜”なんてテロップが出てきますが、すぐ忘れてください!!そんなのただの実名の“借り物競争”的な意味合いでしかないです!!「オレらとギャング、一体どこが違うんだ…?」とか途中で仲間の一人が勝手に自問自答し始めますが別にアナタは余計な事は考える必要はありません!!(笑)ただ単に“アクションを楽しむ”だけで鑑賞理由が成立出来てしまう、そんな映画でございました。
でまた、、、、、、、街を牛耳るマフィアを成敗する為に警察官ですよ?“荒くれ者”ってどんなデカだよ!!6人の“ツワモノ”がまた猛烈爆裂にカッコよくって

……メンツが「ヤバい。」
「マジイキってる♡」のジョシュ・ブローリンを筆頭に翼の折れたアンソニー・マッキーにマイケル・ペーニャという「MCU」繋がりで既に3人!!さらに妻はスカヨハの【ロスト・イン・トランスレーション】のジョヴァンニ・リビシに人造人間ラ・ラ・ライアン・ゴズリングにターミネーターのロバート・パトリックというたけし軍団もビックリな最強ビックリ人間チームじゃあないですかー!?そんな“最強の集い”の初陣が「開始5分で撤退(笑)」という、いやー大変おもしろくなって参りました
そしてこの6人の刺客が挑むのが「超絶性格の悪いアイ・アム・サム」ことショーン・ペンと言うですね〜これまた“いかにも”悪党!!って感じの、元ボクサーで“上下関係徹底無視”を貫く容赦ない罵倒&暴力。途中から“素”なんじゃないかってくr

ゴズリングの恋人でショーン・ペンの愛人にエマ・ストーン……という、つーかお前ら何十年付き合ってんだよ!!(笑)という世紀のBIGカップルが60年前から既に成立していたという……(ちなみにあと別の映画含め3回付き合ってます笑)
たぶんアレですね、エマとは【ゾンビランド】でもタッグを組んだ【ヴェノム】のルーベン・フライシャー監督だったんですね〜。だからこんなにスタイリッシュだったのか…
で、ここまで来ればもう既にお気づきの方もいるのではないでしょうか……そうです、言いたいことは言うまでもない

全体的に漂う「コレ」感(笑)
なんかもう、、、、言ってしまうとやってることは【アンタッチャブル】なんですよねwやっていること……筋書きもそうだし、かの有名な「駅での銃撃シーン」をまるで“再現したかった”のか、、、、ジョシュとゴズリングとの掛け合いが完全に「ケビン・コスナーとアンディ・ガルシアの“ソレ”に見えてまう疑惑」までございます…wオマージュでしょうねきっとオマージ……ラストは特にサイコーなんですよ。「今までの撃ち合いはなんだったんだ」っていう(笑)その他OPからいきなり人が真っ二つになるグロ描写(但し真夜中なのであんま見えない)思いほか実は“軽いノリ”で作られた映画なんじゃないか…とも思ってしまいます。史実モノだとゴールデンゲートブリッジを叩いて渡ろうとして観たのがアホらしいですねw但し先程も言いましたが「とにかくカッコイイ。」とにかくカッコイイ男たち悪党退治に胸の底からストレスフリーに「スカッとLA劇場」が拝みたい方にはブヒブヒオヌヌメしたい映画ですね♪

…で結局どのシーンよ?(笑)
コメント