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バード・ボックス(2018)



【原題】Bird Box

【監督】スサンネ・ビア

【出演】サンドラ・ブロック トレヴァンテ・ローズ ジョン・マルコヴィッチほか

【あらすじ】

思いがけず子どもを身ごもったアーティストのマロリー(サンドラ・ブロック)は、ある日突然訪れた世界の終焉と人>類滅亡の危機に直面する。残された幼い命を守れるのは彼女だけ。生き残るためにできることは決して“その闇“を見な>いこと。マロリーは決死の逃避行を決意する―。







 

【感想】






『見たら即死_______今年即死多すぎワロタ笑』






幼少期両親から「木曜洋画劇場でやるスピーシーズは観るな」と言われて育ちました、父さん母さん、今その反動が来てるよどーもどーもラーチャえだまめでございます。今日紹介する映画は?



ついこの間「音を立てたら即死」という無理ゲー映画を体験したばかりでありますが、今度は「見たら即死」って……もう無理だわーマジ地球オワタわー前澤社長についてった継いでに他の惑星行くしかないわー今年のホラーは本当に「不自由」が多い多い⁉︎「ワンシチュエーション」ホラーの年とも言える今年1年を振り返っていた矢先ギリギリ滑り込みでネトフリから名乗りを挙げた今年ラストを締めくくりは「バード・ボックス」!!



とにかく配信前から「アレ」と類似点が多いと話題になっておりましたが一応原作があって「たまたま」似たような映画が同じ年に公開されたらしい?「オーシャンズ」の活躍がまだ新しい何かと「恋人にハイジャックを止めさせる女」サンドラ・ブロックが主演でコチラもなかなか気になっていたのですが……



OPから「目隠し」状態で登場のサンドラ・ブロック。同じく目隠しをしたお世辞にもネーミングセンスのない「ザ・ボーイ」と「ザ・ガール」と名付けられた二人の子供を小舟に乗せ川下りをするご様子・・・



場面は変わり世界中で暴動が起きている「お決まりの」ニュース映像が流れ、チョ・マテヨそれどこのシャマラン映画ですか?ある日突然「日常」から「非日常」に変貌していくセカイ……街に出れば人々が「ナニか」から逃げ惑い、車は暴走して火をふくわ突然「スーサイド(自殺)」してしまう「異常行動」をする人も続出しサンドラ演じる妊婦さんのマロリーも何がなんだかわからずパニックになりながらとにかく逃げる逃げる……「終わりの始まり系」パニックものはやっぱり「何がなんだかわからない」恐怖ですよね!(リアルに起きたら堪ったものではないが)序盤から「掴み」は上々、人々を襲う






「ナニか」とは一体何なのか______






出演者が意外と豪華でありまして、サンドラの妹役に「オーシャンズ」でも共演したサラ・ポールソン、「ジュラシックワールド」のメェ〜っどサイエンティストを演じたB・D・ウォンはじめ、今年度最優秀主演女優賞を個人的に贈りたい「パティ・ケイク$」のダニエル・マクドナルドに「メイズ・ランナー」シリーズに来年やる「アリータ」の主演にも抜擢された「デメキン女優」ローサ・サラザールという来年大注目株の2人が出ているじゃあないですか!?


ほかにも「パイカリ」のベケット卿、ただ今絶賛中「ボヘミアン〜」にも出演トム・ホランダー、「アントマン」の3バカの一人通称「もみあげ」デヴィッド・ダストマルチャンが一瞬だけ登場するなど蓋を開ければ「名前知らんけど見たことあるなぁ俳優」勢揃いというなんと豪華な顔触r






……12月23日日曜日、今日は何マルコビッチですか?






「アレ」では音を立てずに生活する「工夫」、一瞬の音が「命取り」になる恐怖を描いておりましたが、本作はその「音」をそのまま「見る」に変えて下さい。「外を観てはならない」。この大変さ?どーせなら画面真っ暗にして我々視聴者も同じ体験させたら良かっt…流石にそれでは2時間持ちませんので目隠しをして右往左往するキャスト達の姿を観ながら「おーい!!ソッチには行くなおおおーーーい!!!」とハラハラドキドキ感があるかと思いきや、意外と「みんな慣れちゃう笑」細いロープを木とかに巻いてロープを辿りながら歩いたり、子供たちに「音の距離感」を学ばせたり「サバイバル術」を厳しく徹底的に教え込むマロリー。あと「肉眼」で見ることが出来ないなら?「モニター越しだったら大丈夫なのか?」という探偵ナイトスクープに投稿でもされそうな素朴な疑問などもキャストが「カラダを張って」実験したり車の「ナビ」だけで目的地まで走らせる等「見えない工夫」もなかなか面白かったのですが



若干キャストの使い方が雑、というか役の味付けが弱いと言いますか、エグゼクティブプロデューサーも兼任するサンドラ・ブロックの役が、あんまり他人に興味がない人の役で、近寄っても若干冷たい所あるんすよね……w



「見たら即死」という突拍子もない話を意外とすぐ皆信じ込む所とか、原作からかなり話を箸折ってんのかな?食糧難というのに夜中一人でジョン・マルコビッチと雑談しながらチップスを摘むサンドラ・ブロックなど世界終末感が若干薄まるようなシーンもありましたが






善人の死に様は見せるのに悪人の死に様は見せねえ不快感






これが狙ったものかはどうかはわかりませんが、意外と「腹黒い」映画でしたね。ラストに「何かが待ち受けている」訳でもない、実に平凡ボーンな終わり方で






「ナニか」とは一体何なのか______






…ハイそれは「最後まで一切わかりません笑」一番気になったのは、「アレ」の「動機」って?人を襲う、と言っても「スーサイド」させるだけで食べるわけじゃないし、そもそも「物理攻撃」は通用すんのかとかそれを言ったらそもそも「アレの正体」すら全くわからんのですよ。そこに盛り上がりが欲しかったなぁ。「アレ」はまだバケモノがどこから来たのとか一応の説明があったじゃないですか?まあそれも原作読めってことなのかもしれませんが……


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