【原題】Wish Upon
【監督】ジョン・R・レオネッティ
【出演】ジョーイ・キング、キー・ホン・リー ジョセフィン・ラングフォードほか
【あらすじ】
クラスの人気者ダーシーにいじめられていたクレア(ジョーイ・キング)は、父親(ライアン・フィリップ)から七つの願いがかなうという謎めいたオルゴールをプレゼントされる。ある日ダーシーに絡まれ、「ダーシーなんか腐ってしまえ!」と願ったところ、次の日の朝にはダーシーの顔が腐り始める。一方で、クレアの愛犬が死んでしまい……。(Yahoo!映画より)
【監督(ネタバレなし)】
『究極の“チコウ”って何だいベイビー?』
どーもどーも7つの願いが叶うならV6メタモンをよこせ嘘ですラーチャえだまめです。本日はコチラ【7 WISH/セブン・ウィッシュ】!!……太田胃散油ウィッsh,嘘です毎年恒例“初詣のおみくじよりくじ運が試される”年明け1発目のゲテモノ映画の祭典、ヒューマントラストシネマ渋谷さんで行われる「未体験ゾーンの映画たち2018」に選出されていた1本なんでございますが、未体験〜ならぬ“世にも奇妙”な物語系〜といいますかちょっと青春系の“若さってなんだ”が必要かもしれませんがあしたへダッシュして振り向かなければたぶん大丈夫だと思いますのでなかなかオヌヌメかもしれない?オカルトホラー「7 WISH/セブン・ウィッシュ」!!試しに中身を開けて観てみたら
“ド”がつくほどの“THE因果応報”
映画、だったんですね〜。
“どんな願いも7つだけ必ず叶えてくれる”もしそんな箱があったら、アナタなら何を願いますか__?
幼いころに目の前で母親が首を吊って自殺したショックが未だ消えない少女クレア。父親は毎日学校の前のゴミ箱を漁り生計を立てているがティーンのお年頃のクレアには「マジジュマンジウザいんですけど」レベルで止めてほしいと告げる日々。そんな父親からゴミ箱で偶然拾った中国語の書かれた中国製の変な箱を誕生日にプレゼントされてしまう。しかし中華屋のチャーハン盛る時に使う皿みたいな六角形のカタチをしたその箱は願い事をすると“願いが必ず叶ってしまう“という中国4000年の歴史もソンゲバソナな代物で……
クレアは早速「せや!朝学校で殴り合いのケンカしたク◯ビッチがク◯みたいに腐りますように〜!!」と冗談交じりに唱えた。すると次の日
本当の“ク◯ビッチ”になっちまったた゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛〜!!
「ざまあ味噌漬け!!」とシメシメ♡徐々に箱の“味”をしめていくクレアを「ダークナイトライジング」で穴からデシバサラジャンプをキメた頃が懐かしい天才子役でタラコクチビルゲ強化選手の一人、只今日本を満喫中??ジョーイ・キングでございます。学校では“NOTイケ女”でバラ色の人生を夢見る乙女な故、次から次へと箱を“私欲”の為に利用し始めてしまいます。あ、一つ言い忘れました
“願いの代償=他人(犬含む)の命”です
クレアが願い事をすればするほど願い事の数だけ必ずクレアの周りの人間に“デス”が訪れてしまうという!?そんな事など露知らず「お父ちゃんのゴミ漁りをやめさせて!!」あーあそんなどーでもいい願い事まで願っch……チーン。
死に方はさながら「ファイナルディスティネーション」の如しで偶然の確率が重なりピタゴラスイッチ感覚でお亡くなりになる犠牲者たち……「ファイナル〜」のお家芸“どこで死ぬかなゲーム”を不謹慎にも画面上でやりたくなってしまいますが本家よりやや力不足でもう1,2捻りくらい欲しかったな〜、という印象も。
クレアと箱の謎解きに協力する多次元宇宙論に目がないアジア系学生……なんかどっかで観たことあるな〜、あオレの友達にそっくりd、迷路のない迷路映画「メイズ・ランナー」シリーズに出た駅伝ランナーキー・ホン・リーじゃあないですか!いやー全然気づかなかったわー。ちなみに多次元宇宙論で並行したもう一つの世界からこちらの世界に移られたみたいで良かった良かった
バーバラは生きていたぁ!?
あスミマセンこっちの話です…。誰かが犠牲になることが判明した後もなかなか箱を捨てることが出来ないまるで沢尻エリ、ヤクをキメてるみたいに箱の“魔力”に囚われていくクレアの精神がおかしくなっていく様をジョーイ・キングが見事に演じていると思いますねー。あと意外と今回“珍しい”役どころかもしれませんねッ!!そー言った意味でもジョーイ・キングファンは勿論の事、学内で人気者になりたい!だの片思いのカレシにゾッコンされたい!!(それが後に大変な事態に…)だのハイスクール時代の切実な悩みなんかも出て来るティーンフジオカ向けホラー映画、としても楽しめるのではないか…。7つの願いですよ、手元にあればそりゃあ私利私欲の為だけに使っちゃうのが“ヒューマンの性”ですよ
結論=補助は必要
【感想(ネタバレ)】
箱の正体は“ヤオグアイ”……中国語で“妖怪”を意味する言葉だそうですが、その妖怪と持ち主が血の契約だの等価交換だのしたのでしょう願いを全て叶えると同時にその願いを叶えた者の魂を奪う、そんなまさに因果応報なアイテムだったんですねー。
そしてクレアの母親も以前その箱を使用して“自殺”というカタチで魂を奪われた……なんとまあカエルの子はカエルといいますか、母親と全く同じ運命を辿ってしまうなんとも残念な結果となってしまいます。まぁ最後の最後までヒロインが“落ちる所まで落ちる”系はある意味ヒジョーに“素直”といいますか、最後の最後で「何もかも全てCHARAにしてくれぇ〜!!!」って流石になけない女の優しい気持ちで言われてもそりゃ都合が良すぎるだろ!!って思って観ていたら案の定……へぇ、ジョーイ・キング死んじゃうんだ、と意外なラストでしたがまぁそうじゃないとねぇ……彼女の為にどれだけの人間が犠牲になったんだって話ですからね。
願いが叶うタイミングと死のタイミングの時系列が合っていない所とかアラも結構目立つ作品ではございますが“キャスト目当てで見るB級もの”ならばまぁ普通に暇つぶし程度になる映画、だと思いますね〜。
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